日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、11月9日(水)~12日(土)に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)にて開催される「2011国際ロボット展」*1 に出展いたします。
本展示会において、軸受・直動製品・モータ製品などの機械要素技術をベースに、「トライボロジー、材料技術、解析技術、メカトロ技術」の4つのコアテクノロジーを活かし、障害物回避先導ロボットや盲導犬型ロボット、センサ技術などを出展します。NSKは、本展示会にて研究成果を発表するとともに、ロボット及びセンサ技術につき市場でのニーズとシーズを探求します。
*1 本展示会は、ロボット技術の飛躍を目的に、「RTロボットと共に創る未来- Making a Future with Robot-」をテーマに、社団法人日本ロボット工業会と日刊工業新聞社が主催します。会期中は日本のみならず海外のロボット技術やロボット製品を展示し、活発な技術交流と商談が行なわれます。
ガイダンスロボット
脚車輪型ロボット
外界センサデモ装置
*2 電気通信大学知能機械工学科下条教授との共同研究
会期中はNSKブースにて、ロボットのデモンストレーションや体験コーナーなどをご用意しています。
NSKは、これまで軸受やNSKリニアガイド™、ボールねじなどの供給を通じてロボット技術に携わってきました。2007年には、これまで培った機械要素部品技術にメカトロニクスの高度なセンサ技術を統合することで、自律認識して階段を昇降する4足の脚車輪型ロボットを開発しました。また、2009年には障害物をセンシングし、回避しながら平地を先導するガイダンスロボットを開発しました。今回の開発品では、更に外界認識や移動・駆動技術の機能・性能を向上し、脚車輪型ロボットにもガイダンス機能を付加しました。
NSKは、これからもヒューマンアシストを目指したロボットの開発を通じて、この分野における潜在的な課題をいち早く捉え、NSKの持つトライボロジー、材料、解析、メカトロの4つのコアテクノロジーを活かすことで、ヒューマンアシストテクノロジーの発展に貢献していきます。