Press Release

国際女性デーに向けた取り組みについて

~女性向け仕事と治療の両立支援ガイドブック発行、社内講演会開催~

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下NSK)は、国際女性デー(International Women's Day)(*1)である3月8日を中心に、女性の健康づくりやダイバーシティ推進の取り組みを実施します。

NSKは、本日、女性社員の健康づくりおよび仕事と治療の両立に関する啓発を目的としたガイドブック「自分を大事にするためのヘルスケアガイド ~女性の健康応援編~」を発行しました。女性のライフサイクルの中で発生しうる不調(生理や更年期など)について社員が理解を深めることで、仕事と治療の両立を推進します。

また、欧米では、3月7日(現地時間)にアンコンシャスバイアスと女性活躍をテーマにした社内イベント、日本では、3月15日にダイバーシティ&インクルージョンの社内講演会を開催し、多様な人材が力を発揮し活躍できる風土醸成を進めています。

(*1)国際女性デー(International Women's Day):国際婦人年である1975年3月8日に国連で提唱され、その後、1977年の国連総会で議決されました。ジェンダー平等を尊重する日として、世界各国で行動を起こすための記念日の1つです。

「自分を大事にするためのヘルスケアガイド ~女性の健康応援編~」の表紙
「自分を大事にするためのヘルスケアガイド ~女性の健康応援編~」の表紙

ガイドブックの概要

  • タイトル:「自分を大事にするためのヘルスケアガイド ~女性の健康応援編~」
  • 目 的:①女性社員一人ひとりが安心していきいきと働くために、女性特有の不調 (生理や更年期)に関する知識を深め、積極的にケアするためのきっかけづくり
    ②職場の相互理解を促し、仕事と治療の両立ができる職場環境づくり
  • 主な内容:女性がライフサイクルで経験する不調(生理、更年期)の基礎知識、先輩社員の治療体験談、婦人科受診時のポイント、マネジメント上の注意点など

(参考) 2022年3月発行 仕事と治療の両立支援ガイドブックの第一弾 「 仕事と治療の両立支援ガイドブック(不妊治療編)

NSKの人的資本経営の取り組み

1) 考え方、取り組み全体

NSKは、多様な人材が集まり、互いに刺激しあいながら、能動的に前に進む力が生まれる職場に向けて、一人ひとりが高いパフォーマンスを発揮し、活躍できるよう、そしてさらに成長し続けられるよう、取り組みを推進しています。

NSKレポート2023(内部資本の強化 人的資本)

2) 健康経営について

NSKは、従業員一人ひとりの健康への投資が企業価値の向上につながると考え、「健康経営」に取り組んでいます。「NSK健康マネジメント基本方針(健康経営宣言)」を定め、全社的な健康マネジメント推進体制のもと、健康課題と具体的な取り組みを「NSK健康取り組み3本柱」として、従業員のこころとからだの健康を支援する活動を展開しています。

各種の取り組み詳細

3) 両立支援について

NSKは、多様化する従業員のニーズに対応し、仕事と家庭生活の両立のために、従来より法定を上回る育児・介護の両立支援制度を整え支援してきました。ただし、両立支援の考え方として、「手厚いケア」だけでなく、「能力を発揮できる環境の整備」という視点を重視しています。

仕事と治療の両立支援施策では、治療や通院をしながら仕事との両立をし、自分らしく働き続けられるために、各施策を進めています。

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4) 女性活躍推進について

NSKは、女性活躍を進めることを経営課題の一つと位置づけ、能力を発揮し、いきいきと活躍する女性従業員が増えていくことでダイバーシティ&インクルージョンを牽引・推進し、企業の競争力を強化したいと考えています。このため、採用における女性比率の向上や両立しやすい環境づくり、女性のキャリア形成の支援、女性が働ける職域を拡大しています。さらに、人数や職域だけでなく、マネジメント層の人材や価値観の多様化の布石として、グローバルで女性活躍推進の取り組みを実施しています。

各種の取り組み詳細

NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国以上に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、またボールねじ、電動パワーステアリングなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。