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社長メッセージ

NSKは、創立110周年となる2026年の目指す姿を念頭に策定した、3ヵ年の第6次中期経営計画をスタートさせました。第5次中期経営計画で掲げた「オペレーショナル・エクセレンス(競争力の不断の追求)」と「イノベーションへのチャレンジ(あたらしい価値の創造)」という2つの方針を継続し、さらに進化させていきます。この3年間を次の成長に向けた事業基盤とリソースを強化していく期間と位置づけ、足元の施策として注力していくのは、「成長への新たな仕掛け」「経営資源の強化」「環境・社会への貢献」の3つです。そしてそれら3つの施策に取り組む中、全体の経済成長に対し、また同業他社との比較において、NSKがいかに市場での地位や収益力を高め、株主の皆様への還元をしていくかということが重要であり、その実現を目指していきます。さらに、環境、ダイバーシティ&インクルージョン、ガバナンスなど、ESGに関する取り組みも加速していきます。

世界中で気候変動がもたらす自然災害が頻発し、大気、土壌、水質汚染問題も深刻化しており、CO2排出量や廃棄プラスチックなど環境に関する問題が大きくクローズアップされています。地球環境保全への様々な規制が強化され、企業に対し環境面での取り組み拡大を促す社会的な要請も高まっています。NSKは、今年から、安全・品質・コンプライアンスに加えて、環境もコアバリューと定めました。製品面での貢献に加えて、モノつくりの部分、生産活動におけるCO2排出量削減についても、具体的な施策を進めています。

ダイバーシティ&インクルージョンの推進にも力を入れています。女性活用は代表的なテーマであり、経営課題の一つです。また、社員の年齢構成を見ると、ご家族の介護は見過ごせない課題であり、仕事との両立支援も欠かせません。さらにはLGBT(SOGI)、NSKでも海外の事業所ではごく当たり前に当事者が受容されている職場が多数あり、グローバルな事業を行う企業として国内の事業所も意識・風土・環境を整えていく必要があります。

ガバナンスについては、外部専門家による取締役会の実効性評価を継続実施しています。2018年度の結果においては、取締役会の高い実効性が維持されているとの評価を受けました。最近では、社外取締役に事業所の視察や執行サイドの会議にも積極的に出席いただいていることもあり、NSKの社内における社外取締役の存在感は高まり、社外取締役の目を意識した事業計画、事業運営が定着してきています。社内とか業界といった内向きの論理ではなく、ステークホルダー、特に株主・投資家の視点での経営を実践していくことが非常に大切だと思っています。

現在、世界には解決が待たれる様々な社会課題が存在しています。さらには、デジタル化やAI、自動車のCASEに代表される大きな技術革新の只中にあり、中長期的な目線で世の中の変化をしっかりと捉えることが重要です。
我々は、社会の発展とNSKの成長を同じベクトルに位置づけ、全てのステークホルダーの皆様との協創による「価値」の提供によって、社会の“Sustainable”な発展に貢献し続けていきます。
引き続いてのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

取締役 代表執行役社長・CEO

取締役 代表執行役社長・CEO 内山 俊弘