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NSKとSDGsが目指す社会の実現に向けて

NSKは企業理念で、「MOTION & CONTROL™」を通じて、「円滑で安全な社会への貢献」、「地球環境の保全」、「グローバルな活動による人と人の結びつきを強める」ことを掲げています。いま、世界には様々な社会課題が存在しています。それらの課題の解決は国際機関や政府だけではなく、企業や個人も取り組むべきものです。NSKが様々な企業活動を通じ、社会課題の解決に寄与することが企業理念の実現に近づくことになります。NSKはこのような考え方の下、SDGsに賛同しました。

NSKのSDGs宣言および取り組み宣言

NSKは、SDGsの17の目標を全て尊重しています。その上で、企業理念で定めている社会的な役割・責任、さらにNSKの事業領域である産業機械事業および自動車事業といった本業を通じての貢献などを念頭に、NSKの事業と特に関連するSDGsの目標を検討し段階的に7つの目標に絞り込みました。これをNSKの重要課題と位置づけ、SDGsに積極的に取り組むことにしました。

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Team SDGsの始動 〜SDGsストーリーの検討〜

NSKのSDGs宣言および取り組み宣言をより具体的に実現化するために、事業や製品の中でSDGsへの貢献を図るストーリーを検討し、SDGsを全社的な活動にしていくことを目的としたタスクフォース「Team SDGs」を2019年8月に立ち上げました。Team SDGsは事業や製品を通じてのSDGsのストーリーを検討することから、NSKの事業の中心である自動車事業本部、産業機械事業本部、技術開発を担う技術開発本部、そして環境保全活動の推進を担う総合環境部に、経営企画本部およびCSR本部を加えた横断的なメンバーで構成されました。チームメンバーは、各部門でのストーリー案の検討を主導するなどの活動を行いました。

検討の流れ Team SDGs

NSK製品のSDGs貢献ストーリー(事例)

Team SDGsでは、地球温暖化などのグローバルで考えられているいくつかの社会課題とその解決の大きな方向性から、NSKがSDGsに貢献できると考えられる事業領域と製品をストーリー化して整理しました。

その中のいくつかを、SDGsへの貢献が期待される製品事例として紹介いたします。

産業機械事業

公共交通機関のシームレス化による住みよい街づくりに貢献

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鉄道事業への軸受開発と供給を通じて誰もが移動しやすい街づくりに貢献します。

NSKは高い技術力への信頼に基づき、近年、中国、欧州など世界各国の鉄道車両にも軸受を提供しています。これからも鉄道車両の軸受供給を通じて、各国の鉄道インフラ整備を後押しし、交通渋滞の解消やCO2の削減に貢献することを目指します。

自動車事業

安全かつクリーンな自動車社会への貢献

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A(自動化)とE(電動化)を重視した自動車の部品開発と供給を通して、温室効果ガスの排出削減や交通事故のない自動車社会に貢献します。

自動運転技術や電動化技術の発達を部品供給の面から下支えすることで、エネルギーの効率的な利用、渋滞のない社会を通じての地球温暖化の抑制への貢献、さらには交通事故のない安全な社会の実現を目指します。

技術開発

ロボティクス・アクチュエータ事業で暮らしの利便性・安全性に貢献

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人間を支える・助けるロボットと共に生きる快適な社会を目指し、ロボティクス領域にも進出します。

NSKのメカトロ技術は、コンピュータ制御技術を用いて、軸受やボールねじなど機械要素技術の優れた点をより高める技術です。産業機械分野で培った知見を活かして、ヘルスケア分野における人に寄り添うロボットなど、安全で快適な生活を支援するロボティクス・アクチュエータ事業を通じて、超高齢社会の課題解決への貢献を目指します。

技術開発

NSKのイノベーションにより食用油の有効利用と河川・海洋環境の保全に貢献 

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NSKの材料技術を活かして、揚げ物調理に使われる食用油の劣化抑制と河川・海洋環境の保全に貢献します。

NSKが油の酸化劣化を防ぐための添加剤と紙素材を組み合わせて開発したのが「食用油劣化抑制フィルター」です。このフィルターの使用により油の劣化が抑制され、揚げ物調理用油の交換回数の削減(省資源)、ひいては使用済み食用油の廃棄量の削減による河川や海洋の水質汚染の抑制効果が期待できます。現在、量産化に向けて開発を進めています。

社内啓発活動

NSKでは、SDGs宣言および7つの重要課題とSDGs取り組み宣言の公表後、全従業員にSDGsへの理解を深めてもらうこと、そして事業活動を通じたSDGsの取り組みをさらに広げていくことを目的に、社内イントラにSDGsサイトを常設しました。サイトでは、世の中のSDGsの動向から個人でも取り組めるSDGsにつながる行動といった情報を発信し、従業員へのSDGsの浸透を図っています。その他、eラーニングやワークショップの開催、社内コミュニティサイトの開設を行っており、今後も継続してSDGsの情報を社内展開していきます。

グローバルでは、海外現地法人で働く従業員のSDGsへの意識を高め、取り組みを促進するために、英語版の社内イントラサイトの作成やSDGs資料掲載を行っています。