東北大学サイエンスキャンパスと共催で子ども向けの科学講座をオンラインで開催

~NSK STEAMプログラム~


子ども向けの科学講座

子ども向けの科学講座

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下NSK)は、東北大学工学研究科・工学部サイエンスキャンパス(以下、東北大学サイエンスキャンパス)と共催で、NSK STEAM(※)プログラム 『回転と摩擦の科学~トライボロジストになってよりよい未来を考えよう~』を9月24日(土)に開催しました。

NSKは、子どもたちにモノづくりの面白さや奥深さを伝えることを目的に、STEAMプログラムを2018年から実施しています。東北大学サイエンスキャンパスと共催の本イベントは、オンラインで実施し、合計33名が集まりました。子どもたちは、事前に送付された実験キットを組み立ててからプログラムに参加し、当日はそのキットを改造してベアリングの効果を体感しました。またベアリングを使って実現するよりよい未来のアイデアを発表しました。プログラム後には、「ベアリングや摩擦など知らなかったことをたくさん知ることができて勉強になった。友達にも教えたいことがたくさんあった」、「とっても楽しかった。ベアリングは、今の僕たちの生活に必要不可欠で、まさに社会の縁の下の力持ちだと思った」、「よりよい未来を考えて、案を出すのが難しかったけれど、みんなの発表を聞くとワクワクした!今はないモノをみんなで作りたいと思った」などの感想が寄せられ、好評でした。

このほか、8月には、NSKグループ従業員の家族、NSKの生産・技術拠点がある神奈川県藤沢市内在住者・在学者(藤沢市と共催)を対象に、同様のオンライン科学講座を開催し、合計41名が参加。

NSKは、今後も、未来の豊かな社会づくりに貢献するため、ベアリングを使った科学講座の開催など次世代人材の育成に取り組んでいきます。

* STEAMプログラム:
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をとったもので科学、数学、芸術領域に力を入れる教育方針、教育方法。

子ども向けの科学講座

子ども向けの科学講座
<トライボベアリングキット1号にベアリングを入れて、何分回るか挑戦!>

子ども向けの科学講座

子ども向けの科学講座
<トライボロジスト*になって、ベアリングを使ってどんなよりよい未来が実現できそうかを発表!>
* トライボロジスト:
トライボロジー(潤滑、摩擦など、相対運動しながら互いに影響を及ぼしあう2つの表面の間におこるすべての現象を対象とする科学技術)に関わる人のこと。

実施概要

イベント名 NSK STEAMプログラム
『回転と摩擦の科学~トライボロジストになってよりよい未来を考えよう~』
共催 東北大学工学研究科・工学部サイエンスキャンパス
開催日時 2022年9月24日(土) 10時開始/13時半開始
所要時間 約1時間半/回
方法 オンライン形式(Web会議システム「ZOOM」を使用)
参加人数 33名(2回の合計人数)
参加費 無料

 

NSKの次世代育成支援活動

NSKは、「科学技術の振興」、「次世代の育成」、「地域との共存共栄」を社会貢献活動の重点分野と位置付け、研究機関への助成や奨学金の給付、インターンシップの受け入れなど、幅広い活動を実施しています。特に「次世代の育成」の観点から、子ども達に「科学」を身近に感じ、興味を持ってもらうために、工場見学会や科学教室などの体験型プログラムを開催しています。

NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では31ヶ国に拠点を設け、軸受分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

プレスリリース記載の情報は報道発表日時点の情報です。
予告なしに変更され、ご覧になった時点と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。