NSKグループのブリュエル・ケアー・バイブロの状態監視システムがベルリン地下鉄のシュタッドラー・レール社に採用

  • NSKグループのブリュエル・ケアー・バイブロ(Brüel & Kjær Vibro)は、ベルリン地下鉄用606両の鉄道車両に最先端の状態監視システム(以下、CMS)を導入する長期契約をシュタッドラー・レール社(Stadler Rail)と締結。
  • ブリュエル・ケアー・バイブロの「VCM-3状態監視システムNew Window」は、鉄道車両のメンテナンススケジュールの最適化、安定稼働、運用コストの削減に貢献。

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下NSK)グループのブリュエル・ケアー・バイブロの最先端の「VCM-3状態監視システム」が、スイスのトゥールガウ州・ブスナングに本社を置くシュタッドラー・レール社が納入するドイツ ベルリン地下鉄用車両606両に採用されました。

シュタッドラー・レール社が受注した、ベルリンの地下鉄網で使用される最大1,500両の新型地下鉄車両の納入プロジェクトにおいて、数百万ユーロ規模となる本状態監視システムの納入は、非常に重要な役割を果たします。シュタッドラー・レール社における本プロジェクトは、最大約30億ユーロ(約3,800億円)となり、同社がこれまでヨーロッパで締結した契約の中でも最大規模のものになります。

ベルリン地下鉄(U-Bahn)
ベルリン地下鉄(U-Bahn)

近年、利用者の公共交通機関に求める信頼性は益々高まっており、鉄道事業者はダウンタイム(※1)と運行コストの削減に注力しています。CMS技術を採用することで、次世代の予知保全を実現することができ、高度に最適化されたメンテナンススケジュール、信頼性の向上、車両稼働時間の維持が可能になります。
(※1)故障やシステム障害が発生してから鉄道車両が復旧するまでに運行することの出来ない期間のこと。

ブリュエル・ケアー・バイブロは、振動センサー、エッジデバイス(車載診断)、診断および分析サービスにより、鉄道車両のベアリングやその他の可動部品を常時監視して、究極の信頼性を提供します。

NSKは、高度な自動化、スマート化、環境対策などの社会的ニーズへの対応力をさらに強化し、CMS事業のグローバル展開を加速するため、2021年3月にブリュエル・ケアー・バイブロ(Brüel & Kjær Vibro)ブランドで知られるコンディション・モニタリング・システム(CMS)事業を買収しました。
関連リリース:コンディション・モニタリング・システム事業の買収完了について

NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では32ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

ブリュエル・ケアー・バイブロについて

ブリュエル・ケアー・バイブロは、北海油田リグ(掘削機)の常時監視を祖業として、1942年にデンマークで創業されました。ブリュエル・ケアー・バイブロは、回転機械のCMS市場のパイオニアであり、現在は、ポンプ、コンプレッサー、発電機などの回転機械向けの設備保全・状態監視ソリューションの世界的な大手サプライヤーです。その製品およびサービスには、振動センサー(加速度、速度、変位)、振動モニター、プラント全体のオンライン統合監視ソリューションなどの包括的なサービスが挙げられ、世界中の石油化学コンビナート、プラント、風力発電等で安心・安全な運転の実現と生産の革新の為に広く活用されています。

ブリュエル・ケアー・バイブロについては、こちらNew Windowのページをご覧ください。

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