日本精工株式会社(以下、NSK)が開発した「電動ブレーキアクチュエータ用循環溝一体ボールねじ」は、11月26日に開催された 超"モノづくり部品大賞」贈賞式において、「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞しました。
今回、受賞した本品は、モータの回転運動をボールねじ機構により直動運動に変換し、その推力でブレーキ液圧を制御するNSK独自のブレーキ方式であり、ボールねじ循環溝の一体化により小型化、高効率化を達成し、EV化への貢献が期待される部分が評価されました。
循環溝一体ボールねじ
執行役 自動車事業本部 自動車技術総合開発センター ステアリング&アクチュエータ技術センター所長宮田 慎司の喜びの声
この度の受賞、誠に光栄に存じます。本製品の開発には、産業機械向けのボールねじを自動車向けに応用するため様々な部署が携わりましたので、関係者全員が受賞を喜んでいます。当社は、軸受やステアリングなどの既存製品だけではなく、電動化により新たに必要とされる製品を開発しています。
NSKは、今回受賞した製品によって安全や安心に貢献することで、新たなビジネスとして育てていきます。今回の受賞を励みに今後も社会に貢献する製品を開発していきます。
