神奈川県「令和3年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」への参加

~医療現場の負担軽減にロボット技術で貢献~

当社は、神奈川県の医療施設においてロボット導入実証実験を行います。

神奈川県の「さがみロボット産業特区」では、県民の安全・安心の実現に向け、生活支援ロボットの実用化や普及・活用を推進しています。この度、NSKは新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けて、神奈川県がロボットにより非接触化や医療現場の負担軽減を目指すプロジェクトに参加します。開発を進めている搬送サポートロボットを実際の使用環境に近い状態でご体験頂くことで市場でのニーズを探り、安全性など実用化に向けて各種機能の実地検証に積極的に取り組んでいきます。

搬送アシストロボット(プロトタイプ)/搬送アシストロボット(ストレッチャー搭載)

実証実験詳細

搬送アシストロボット

ロボットの概要 病院内の重量物(ストレッチャーや台車)の移動をモータ駆動でアシストし、スムーズな発進加減速や小回りを可能にします。
実験の概要 看護師さんが模擬コースでアシストロボットを装着したストレッチャーを搬送し、扱い易さなどをヒヤリングし、各種のデータを計測する。
日時 2021年10月から2022年2月まで
場所 医療法人沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院

実証実験に用いる本搬送アシストロボットは、医療従事者の負担が大きいストレッチャーの加減速時やあらゆる方向への移動を高度なモータ制御技術によってアシストし、医療従事者の負担軽減を実現します。NSKは、今後もMotion & Control技術によって、円滑で安全な社会に貢献していきます。

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