新開発ワイヤレス振動診断器のグローバル販売を開始

日本精工株式会社(以下、日本精工)は、新開発のワイヤレス振動診断器のグローバル販売を開始します。本年5月10日より、日本、中国で販売を開始し、10月より、欧州、米州、アジアへ順次拡大し、2023年度には年間3億円の売上を目指します。

本製品は、回転機械の状態をその場で測定・診断できる、コンパクト、軽量、高機能なワイヤレス振動診断器です。この振動診断器は、2017年より日本国内で販売しているBearing Doctor BD-2の後継機として開発し、回転機械の振動測定と診断がより簡単かつスピーディーに行え、設備の安定稼働と保全の効率化に貢献します。

特長

コンパクト・軽量
  • 振動ピックアップは、手のひらに乗るサイズです。
  • 寸法:直径 Φ48mm×高さ81mm 重量:170g
ワイヤレス接続
  • Androidスマートフォンまたはタブレットと振動ピックアップをBluetooth®で接続します。
  • 振動測定・診断アプリケーション(ACOUS NAVI for ワイヤレス振動診断器)は、Google Playよりダウンロードしてご利用いただけます。
高機能
  • FFTアナライザー(周波数分析器)と同等のデータ処理機能を持っています。
  • 振動測定・診断アプリケーション(ACOUS NAVI for ワイヤレス振動診断器)には、ACOUS NAVI for Bearingsの機能が搭載されており、軸受のはく離、きずの診断が可能です。
効率的な診断
  • 振動測定での手動/自動モードの切り替え、軸受精密診断での判定レベルの任意選択や再診断機能を搭載しています。
  • さらに付属の管理ソフトウェアにより効率的な診断をサポートします。

ACOUS NAVI™ 専用Webサイト

本専用Webサイトの“ワイヤレス振動診断器”のページをリニューアルいたしました。詳細な特長や仕様などのコンテンツを4月5日より公開しています。

なお、4月12日より、中国・北京で開催されるCIMT(China International Machine Tool Show)に出展します。

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