コンディション・モニタリング・システム事業の買収完了について

日本精工株式会社(以下、NSK)は、2020年12月10日付適時開示「コンディション・モニタリング・システム事業の買収に関するお知らせ」にて公表いたしましたBrüel & Kjær Vibro(ブリュエル・ケアー・バイブロ)ブランドで知られるコンディション・モニタリング・システム(以下「CMS」)事業(以下「BKV事業」)の買収につきまして、2021年3月1日付けで英国のSpectris Plc.(以下「スペクトリス社」)との間で手続きが完了しましたことをお知らせいたします。

NSKは、BKV事業の優良な顧客基盤、技術、信頼のブランド、CMS人材、事業開発に不可欠なビッグデータへのアクセス等を、活用することで、CMS事業開発を加速させ、自動化・省人化・スマート化・環境対策などの社会的ニーズへの当社の対応力を一層強化していきます。

NSKのベアリング、直動製品、リニアガイドなどの主要製品は、機械の機能やパフォーマンスに直接的な影響を及ばす重要な要素部品です。これらの要素部品に関連したNSKの豊富なデータと技術は、BKVの次世代予知保全システムの開発強化にかけがえのないものとなり、CMS市場に新しい価値を届けていきます。

左:欧州総支配人、NSKヨーロッパ社社長、Ulrich Nass / 右:Brüel & Kjær CEO、Marcel Van Helten
左:欧州総支配人、NSKヨーロッパ社社長、Ulrich Nass
右:Brüel & Kjær Vibro CEO、Marcel Van Helten

日本精工株式会社 代表執行役副社長 野上宰門コメント

BKVがNSKグループに加わることは、成長著しいCMS市場における我々のイノベーションを進化させる絶好の機会です。NSK と BKVの両ソリューションは、何億人もの人々の日常生活を支える風力発電、水力発電、製造業などの必要不可欠なインフラストラクチャの安定稼働の鍵となります。

私たちは、両社のシナジー効果を活かして、CMS事業のプラットフォームを最大限に活用し、長期にわたり持続的な成長を実現していきたいと考えています。

Brüel & Kjær Vibro CEO、Marcel van Helten コメント

自動車や産業機械向け製品の世界的リーディングカンパニーであるNSKの一員となることは、BKVの更なる成長投資につながる機会です。我々の革新的な技術開発の領域を拡大するだけでなく、新たに加わるNSKの顧客とともに、より良い予知保全を提供していくでしょう。

買収事業の概要

代表者 Marcel van Helten (CEO)
事業規模 売上 52.5百万ユーロ(約65億円)、従業員数 約220名
主要事業 状態監視装置およびセンサーの製造販売、状態監視サービス等
産業別売上 風力発電(42%)、オイル・ガス(16%)、水力・火力発電(7%)、その他(35%)
地域別売上 欧州(43%)、アジア(29%)、米州(22%)、その他(6%)
CMS設置実績 風力発電 30,000機、水力発電 800機、LNG・石油精製 10,000機

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