電動パワーステアリング用シャフト冷間成形技術が「2020年“超”モノづくり部品大賞」モビリティー関連部品賞を受賞

日本精工株式会社(以下、NSK)が開発した、電動パワーステアリング用シャフト冷間成形技術が「2020年“超”モノづくり部品大賞」において「モビリティー関連部品賞」を受賞しました。今回、受賞した「電動パワーステアリング用シャフト冷間成形技術」は、環境保全への要求が高まり省燃費、電費改善が求められる自動車において、車重の軽量化に貢献する技術であること、また従来の設備で実現できるため、環境性能やコスト性が良いことが評価されての受賞となりました。

「2020年“超”モノづくり部品大賞」モビリティー関連部品賞を受賞

特長

1. 冷間成形による軽量化
コラムタイプEPSの11~18%の軽量化(従来品比)が可能に。
EPSのシャフト部は、中実シャフトの中空化と中空シャフトの薄肉化により、15%の軽量化(中実品比)を 実現しました。
2. 冷間成形での一体化による信頼性向上
従来のシャフトヨークは、2部品を圧入・加締め・溶接により接合、トルクセンサシャフトも2部品を圧入・加締め結合をしていました。本開発品は、1つの素材で造り、かつ結合工程を無くすことで安全性と信頼性を向上しています。さらに、従来の設備で生産可能です。
また、加熱を行なわないため、生産工程での省エネも実現しました。

効果

中小型車の燃費改善に貢献します。

受賞概要

受賞内容 「2020年 “超”モノづくり部品大賞」 モビリティー関連部品賞
受賞対象 電動パワーステアリング用シャフト冷間成形技術

“超”モノづくり部品大賞について

主催 モノづくり日本会議・日刊工業新聞社
後援 経済産業省、日本商工会議所

日本のモノづくりの強さを再認識し、わが国の産業・社会の発展に貢献することを目的として「縁の下の力持ち」的存在である部品・部材(「機械」「自動車」「電気・電子機器」「環境関連」「健康・医療機器」「生活関連」の6分野)に焦点を当て、日本のモノづくりに寄与する部品、部材を表彰する賞として2004年に創設されました。

NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

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