「気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD*1)」の提言に賛同

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 内山 俊弘、以下NSK)は、「気候変動関連情報開示タスクフォース」(以下 TCFD)の提言への賛同を表明しました。

NSKは、企業理念に「地球環境の保全」を掲げ、中期経営計画に環境関連の目標を設定し、事業活動からのCO2排出量の削減や環境貢献型製品の創出など、地球温暖化の防止に向けた取り組みを進めています。

NSKは、TCFDの提言に沿って気候変動による事業活動へのリスクや機会を把握し、経営計画への反映や開示情報の充実を図ることが、社会の持続的な発展とNSKの持続的成長の両立につながるものと考えています。NSKは今回の賛同を機に、活動の一層の強化を目指していきます。

NSKの環境保全活動

NSKは、持続可能な社会の実現への貢献とNSKの持続的成長の両立を目指し、ESG*2に関する活動を強化しています。詳しくは、 投資家情報:統合報告書・アニュアルレポート “NSKレポート2019” 及び CSR:NSKサステナビリティレポート・関連資料“ NSKサステナビリティレポート2019 ” をご覧ください。

*1 TCFD:
TCFDは、FSB(金融安定理事会)*3により設置された気候関連財務情報開示タスクフォースでTask Force on Climate-related Financial Disclosuresの略です。企業などに、財務に影響のある気候変動関連のリスクや機会に関する情報開示を提言する最終報告書を2017年6月に公表しました。
*2 ESG
Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の頭文字を取ったものです。
*3 FSB:
FSBは、Financial Stability Boardの略で、金融システムの脆弱性への対応や金融システムの安定を担う当局間の協調の促進に向けた活動などが行われています。2019年末時点で、主要25か国・地域の中央銀行、金融監督当局、財務省などの代表が参加しています。

NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL™ を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

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