中国事業の運営体制の強化について

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、2009年10月12日、中国における新しい研究開発法人「恩斯克(中国)研究開発有限公司」(江蘇州昆山市、以下NSK中国 テクノロジーセンター)の新社屋の開所式を行いました。合わせて、中国事業の統括会社「恩斯克投資有限公司」(上海市、以下NSK中国)も同社屋に移転 し、生産、販売、IT、財務などの機能を拡充し、一貫した中国戦略を展開することで、事業の拡大を目指します。

恩斯克研究開発有限公司

 

1. 技術機能の強化(新中国テクノロジーセンターオープン)

新しいNSK中国テクノロジーセンターでは、NSKの全ての製品(産業機械軸受、自動車関連製品、精機製品)に関する技術サービスを中国国内で自己完結で きる体制にします。NSKの海外テクノロジーセンターでは最大規模となるNSK中国テクノロジーセンターでは、技術者を増員し、産業別の専任エンジニアの もと「製品の実験・評価のレベルアップ」、「設計の現地化によるスピードアップ」、「販売技術の強化」を図ります。さらに、今後は「中国の独自の市場ニー ズに応え得る製品・技術の研究・開発機能の強化」を目指します。

2. 中国のマネジメント機能の強化(新NSK中国本社移転)

新テクノロジーセンターのオープンに合わせて、中国事業の統括会社、NSK中国を昆山市に移転します。NSKの中国事業を一元管理し、各機能部門間の連携を深めることで、中国において一貫した成長戦略を展開することで、さらなる成長を目指します。

  • 現地の市場ニーズへの素早い対応による開発から生産・販売までのリードタイムの短縮
  • 現地調達の推進によるコスト競争力の向上
  • 沿海部日系の進出企業に加え、中国東北部や内陸部の地場企業も視野に入れた市場の開拓
  • ITを活用した生産・販売・在庫の管理システムの導入による業務の効率化
  • 中国全土をカバーする販売・物流体制による安定供給の実現

3. 開所式 大塚社長コメント要旨

「中国事業は近年、事業規模が著しく拡大し、NSKグループ全体の中でますます存在感を増している。今回、中国においてNSKの全製品を扱える技術体制を 構築したことで、中国現地で完結した技術サービスの提供を可能とした。設計の現地化によるスピードアップ、中国独特の市場ニーズに応える研究・開発機能の 強化等により、スピード感と立体感のある営業活動を支援・展開していく。また、今回の本社移転により中国でのマネジメント機能を高め、生・販・技の連携を 深め、一貫した戦略を展開し、さらなる成長を目指す」

新社屋開所式
新社屋開所式
NSK中国テクノロジーセンターの概要
社名 恩斯克(中国)研究開発有限公司
NSK (CHINA) RESEARCH AND DEVELOPMENT CO., LTD.
法定代表人 NSK執行役常務、董事長 殿塚崇
所在地 江蘇省昆山市花橋経済技術開発区NSK路8号(上海市近郊)
土地面積 約30,000m2
建物規模 事務棟 約10,000m2(7階建)
実験場 約6,500m2(2階建)
資本金 2,000万ドル (約22億円)
投資額 44億円 (2011年まで)
従業員数 約300名 (2011年時点計画)
活動内容 基礎研究・応用研究 / 開発・設計 / 調査分析
生産技術の研究・開発
顧客・ユーザーに対する技術サポート
♦NSK中国の概要
社名 恩斯克投資有限公司
NSK (CHINA) Investment Co., Ltd.
法定代表人 NSK取締役 代表執行役専務、董事長 松田和雄
所在地 江蘇省昆山市花橋経済技術開発区NSK路8号(上海市近郊)
従業員数 約300名 (2011年時点計画)
活動内容 中国関係会社の統括

NSKの中国市場への取り組み

NSKは、1960年代から軸受製造に関する協力関係を中国との間に持ち、1995年には昆山NSK有限公司(上海市近郊)を設立し、電機産業向け玉軸受 の生産を開始しました。現在では、中国で9工場を展開し、家電向け玉軸受などの産業機械軸受のほか、自動車用軸受、ステアリング製品等を現地生産、供給し ています。一方、中国で需要が拡大している風力発電機向け軸受、鉄鋼設備向け軸受、鉄道車両用軸受など、インフラ関連産業向け大形・超大形軸受(日本で生 産)も提供し、高い評価をいただいています。さらに、NSKは中国全域へのサービス力を強化するため、14ヶ所の販売拠点(香港含む)と強力な代理店網を 展開しています。

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