Press Release

NSKとTIMKENが共同でトヨタ自動車に円すいころ軸受を供給

NSKとThe Timken Company(以下TIMKEN、本社 米国オハイオ州 Canton)は、トヨタ自動車株式会社及び関連会社(以下トヨタ自動車)に、円すいころ軸受の製品とサービスを共同で供給する事に合意しました。

NSKとTIMKEN間のこの合意は、円すいころ軸受についてトヨタ自動車のグローバルなニーズに対応できるものと確信しています。

TIMKENは、円すいころ軸受の分野におけるリーダーであり、世界中に生産拠点を持っています。トヨタ自動車はNSKにとって最も重要な顧客の一社であり、NSKとTIMKEN両社の能力を組み合わせることにより、供給基盤と技術力の向上を含めた、より良いサービスをトヨタ自動車に提供できるものと考えます。

「TIMKENとNSKは世界中の多くの所で独自にトヨタ自動車に供給してきた。両社が協力することで、私達はトヨタ自動車のグローバルな生産体制に供給できると共に、革新的な軸受のソリューションをより早く提供できる。また、今回の合意は、トヨタ自動車の全体的なコストメリットにつながると同時に、両社にとって収益力を伴った成長が見込めるだろう」 と、TIMKEN社のPresident 兼 Chief Operating OfficerのJames W.Griffith氏は、このプロジェクトについて期待を表明しています。

NSKと TIMKEN は両社の営業、マーケティング、技術の各専門家によるCustomer Satisfactionチームを構成します。当チームは、生産、販売、技術を含めた両社のリソースの支援を受けながら、トヨタ自動車への対応を図ります。

NSKは、軸受の分野で日本1位、世界2位に位置していますが、自動車部品と精機製品の分野でも、世界規模でのサプライヤーとして業界をリードしています。 世界26カ国に営業拠点を、また13カ国に44ヶ所の工場を有し、従業員数は約23,000人。2000年は43億ドルの売上を記録しています。

TIMKEN(https://www.timken.com/)は、高レベルの技術力を蓄積した軸受や合金、特殊スチールや部品を生産する、世界をリードする国際的なメーカーであり、これらの関連商品やサービスを広く供給しています。 世界24カ国に営業拠点を持ち、従業員数は19,700人。2000年は26億ドルの売上を記録しています。