日本精工株式会社
コーポレート・コミュニケーション部
日本精工、TOPPANエッジと『温度センサー搭載RFIDタグを活用した産業機械設備向け保全管理ソリューション』 で「自動認識システム大賞」優秀賞を共同受賞
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、取締役 代表執行役社長・CEO:市井 明俊、以下 NSK)は、TOPPANエッジ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:齊藤 昌典、以下 TOPPANエッジ)とともに、一般社団法人 日本自動認識システム協会が主催する「2025年度(第27回)自動認識システム大賞」にて優秀賞を共同受賞しました。

9月10日に開催された表彰授賞式の様子
(写真中央:NSK事業企画本部 主任 田淵絢子)
今回、受賞した『温度センサー搭載RFIDタグを活用した産業機械設備向け保全管理ソリューション』は、2023年に両社が共同開発を開始したものであり、すでに複数の製紙・印刷関連メーカー、機械関連メーカー等において試験導入しています。本ソリューションによって、軸受を含む幅広い産業機械の保全作業を最適化することで、お客様の設備の長寿命化、安定稼働の実現に貢献していきます。
日本自動認識システム協会コメント:
「本システムは、産業機械設備に温度センサー搭載RFIDタグを保全対象のベアリングの近傍や温度計測したい部位へ取り付け、点検や保守の際にリーダーで読み取り、IDと温度情報を一括で取得し、システム側で保全対象の温度推移を蓄積し、管理・分析するシステムです。ベアリングの保全については、日本精工様のベアリングに関するノウハウが提供され、適切なタイミングでの保全により、設備保全のデジタル化・自動化を実現するシステムとして高く評価されました。」
「2025年度(第27回)自動認識システム大賞」については以下一般社団法人 日本自動認識システム協会ウェブサイトをご参照ください。
歴代受賞システム|JAISA 一般社団法人 日本自動認識システム協会
■TOPPANエッジについて
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANエッジは、DXを支援する高度なソリューションやペイメントサービス、デジタルとオペレーションを融合した「Hybrid-BPO®」など、「情報」を核としたさまざまな事業の展開を通じて、企業や社会の課題解決に取り組んでいます。
近年、「DX」に欠かせないキーテクノロジーとして、RFIDに代表される自動認識技術に注目が集まっています。TOPPANエッジでは過去20年来、RFIDの開発・製造に取り組み、さまざまなユースケースを実現してまいりました。これまでの経験値、蓄積した技術力を生かし、「ビジネスに変革を、社会につながりを。」のビジョンのもと、お客さまのビジネスプロセス変革をリードし、より安心で快適なコミュニケーションを社会に創り出していきます。
TOPPANエッジの詳細は、こちらのページをご覧ください。
■NSKについて
NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では約30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、またボールねじ、電動パワーステアリングなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。
NSKについての詳細は、こちらのページをご覧ください。