日本精工株式会社
コーポレート・コミュニケーション部
欧州の工作機械展示会「EMO Hannover 2025」に出展
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下NSK)は、2025年9月22日(月)~9月26日(金)にドイツのハノーバー国際見本市会場で開催される世界最大級の工作機械展示会「EMO Hannover 2025」に出展します。

■展示会の概要
展示会名称 | EMO Hannover 2025 |
開催日程 | 2025年9月22日(月)~9月26日(金) |
会場 | ハノーバー国際見本市会場 NSKブース ホール6、ブースNo. J17 |
公式ウェブサイト |
■主な出展品及び技術紹介
・ボールの大径化などの内部諸元の最適化により、従来品*1に比べ、荷重負荷能力を15%高め、重切削加工が可能。
*1 従来品は、現行ロバストシリーズのHタイプ(SUJ2鋼)。
・内部諸元の最適化により従来品同等の高速性を実現し、低速から高速回転まで対応が可能。
・内部諸元の最適化とNSK独自の長寿命鋼の採用により、従来品に比べ、最大6倍の軸受寿命を実現。

・ボールねじの運動方向反転時に生じる摩擦変動を抑制することで、発生する
「象限突起」の発生を低減。
・NCにて制御しやすい摩擦特性により、加工面品位の向上に貢献。

3. 工作機械向け低フリクションボールねじ「MT-Frix™」(パネル展示)
・ボールねじの動摩擦トルクと発熱を大幅に低減し、工作機械の精度維持や
省エネルギー化に貢献。
<関連リリース>
25年8月29日 業界初、ボールねじのCFP算定報告書を公開 | 日本精工 (NSK)

・NSK独自の熱処理技術TF処理を適用し 従来比2倍以上の走行寿命を実現。
・工作機械用としての高い信頼性。
・新たにレールとスライダのランダムマッチング品を追加し短納期対応に貢献。

5. 状態監視ソリューション
・AIと診断技術を融合させたNSKの高度な状態監視ソリューションを紹介。
本ソリューションは、保全の最適化、作業負荷の軽減などを支援。
・直動機械向けに設計された状態監視ソリューションのライブデモを実施。

■NSKについて
NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では約30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、またボールねじ、電動パワーステアリングなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。