Press Release

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展

~Mobilizing Tomorrow Today クルマを変える、それは未来を変える。~

  • カーボンニュートラルを見据えた「走る」「曲がる」「止まる」の電動化対応の幅広い製品をご紹介
  • 現在、そして未来に向けた自動車市場の電動化ソリューションとしての新製品、新技術を出展
  • 自動車の枠を超えたモビリティ関連製品では、アクティブキャスタ、e-Bike向け製品群などを展示

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下NSK)は、2023年10月26日~11月5日に東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(主催:一般社団法人 日本自動車工業会)に出展します。今回、出展コンセプトは、「Mobilizing Tomorrow Today クルマを変える、それは未来を変える。」を掲げています。

ブースの様子
ブースの様子
ブース紹介動画 https://youtu.be/kvXYSuki4NE New Window

NSK 出展コンセプト「Mobilizing Tomorrow Today クルマを変える、それは未来を変える。」

クルマが大きく変わる未来においても、クルマの「走る」「曲がる」「止まる」という三大機能の重要性は変わりません。この「走る」「曲がる」「止まる」の電動化やこれらを組み合わせた運転アシスト、自動運転の実用化、クルマの未来に不可欠なインフラ整備にもNSKの技術・製品が貢献しています。さらに、多様化するモビリティへの製品提供や、部品自体の環境対応も手がけるなど、NSKは自由な発想と飽くなき挑戦心で、サステイナブルな次の世界を創造していきます。

出展概要

主な出展品は、自動車の「走る」「曲がる」「止まる」に貢献する要素部品からユニット製品までの幅広い製品群です。カットモデルによる可視化、動展示や体感型展示など、様々な展示方法でご紹介します。

モビリティ関連の製品では、モビリティが多様化する時代の中で、アクティブキャスタ(サービスロボット)の動展示や、新たな移動手段として期待される空飛ぶクルマやe-Bike向け製品群を自動車展に初出展します。

その他の出展品としては、NSKが考える未来のクルマをカーモックにて、そして未来のクルマが創り出すカーボンニュートラルな社会をジオラマにて表現します。

NSKは、今後も社会のあらゆるニーズにお応えし、世界のモビリティ技術をリードしていきます。

主な出展品

  • 「走る」:EV変速向け セレクタブルワンウェイクラッチ(OWC) & 電動クラッチパック
    「走る」:EV変速向け セレクタブルワンウェイクラッチ(OWC) & 電動クラッチパック
    <特長>
    • シンプルな構造の平行軸タイプ向けの2速変速機構
    • セレクタブルワンウェイクラッチにより変速制御の簡素化が可能
    • 2速変速化での低速トルクアップにより、乗用車用から商用車・ピックアップトラックまでモータの適用範囲を拡大
    • NSK製品の使用部位をカットモデルの中で可視化して展示
  • 「走る」:磁歪式トルクセンサ
    「走る」:磁歪式トルクセンサ
    <特長>
    • 量産車の駆動軸トルクを検出できる非接触式トルクセンサシステム
    • トルクフィードバック制御によるシームレス変速や逆入力トルク検出への活用
    • 搭載性の向上や製品ラインナップの拡充
    • 会場ではセンシングの様子が分かるトルク計測が可能な体感展示をご紹介
  • 「曲がる」:電動パワーステアリングシステム(シングルピニオンEPS)
    「曲がる」:電動パワーステアリングシステム(シングルピニオンEPS)
    <特長>
    • 重量が重くなるEVなどの車両にも対応可能な高推力(約13kN)を実現
    • 冷間鍛造成型により可変ギアレシオを持つラックバーの小径・軽量化を実現
    • サイバーセキュリティに対応した高出力のMCU(Motor Control Unit)と、 機能安全対応のトルクアングルセンサを搭載
  • 「曲がる」:高効率後輪操舵システム(ロッキングクラッチ)
    「曲がる」:高効率後輪操舵システム(ロッキングクラッチ)
    <特長>
    • モータを小型化&省電力化した高効率なリニアアクチュエータを実現し、軽量化、低電費へ貢献
    • ボールねじ+ロッキングクラッチの組み合わせによる逆作動防止の機能
    • 小さなモータトルクでロックを解除できるクラッチの実現
  • 「止まる」:電動油圧ブレーキ用ボールねじ
    「止まる」:電動油圧ブレーキ用ボールねじ
    <特長>
    • ボールねじに必要な機能・周辺部品を一体化し、小型・軽量化・高信頼性を実現
      (ナット内径にボール循環溝を一体成型、ナット外径に軸受を一体化など)
    • 自動ブレーキの高応答性など安全技術の高度化に貢献
    • タッチパネルを使ったブレーキ動作の仕組みが分かる体験型展示をご用意
  • 主な動展示・体感展示
    • EVの2速変速化により航続距離延伸と動力性能向上に貢献する「パワーフロースイッチングデバイス」の動展示
      パワーフロースイッチングデバイス
    • 電動車向け「超低フリクションHUBユニット軸受」の体感展示
      超低フリクションHUBユニット軸受

モビリティ関連展示物

  • アクティブキャスタ
  • e-Bikeドライブユニット用NSK製品群
  • 電動可変ピッチ機構付きモータハブユニット
  • 空飛ぶクルマ向けガスタービン発電機(エアロディベロップジャパン株式会社様提供) 次世代Jet潤滑方式軸受

その他展示物

  • カーモックアップ:NSK製品を搭載したEV車

    主な搭載製品

    • シームレス2スピードeAxle
    • シングルピニオンEPS
    • ワイヤレス給電システム
    • 高効率後輪操舵システム など
    カーモックアップ:NSK製品を搭載したEV車
  • ジオラマ: NSK製品が活躍する4つのソリューションからなるEV インフラの未来
    • バッテリー交換ステーション
    • 走行中/停車中ワイヤレス給電
    • 充電スタンド
    • 水素ステーション
    ジオラマ: NSK製品が活躍する4つのソリューションからなるEV インフラの未来

出展概要

展示会名 JAPAN MOBILITY SHOW 2023
会場 東京ビッグサイト(東京都江東区)
会期 2023年10月26日(木)~11月5日(日)
出展ブース 西3・4ホール No. W3503
公式サイト JAPAN MOBILITY SHOW 2023 New Window

NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では約30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。