- ベアリングのキットを使用して回転と摩擦について学び、体験し、考えるワークショップ
- 今年度は、4年ぶりの対面開催
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下NSK)は、神奈川県藤沢市(以下、藤沢市)と共催で、科学講座「回転とまさつ」を 8月8日(火)に開催しました。合計44名の小学生が参加し、摩擦について楽しく学びました。
NSKは、次世代を担う子どもたちにものづくりの面白さや奥深さを伝えることを目的に、STEAM*プログラムを実施しています。本イベントは2019年以降、コロナ禍でも藤沢市と連携してオンラインで継続的に開催し、今年度は4年ぶりに対面で実施しました。
本講座では、子どもたちが専用のキットでベアリングの効果を体感したり、ベアリングを使ったよりよい未来のアイデアを発表したりと、摩擦について学びました。参加した子供たちからは、「実際にキットを組み立てるのが楽しかった」「ベアリングありの場合と、ベアリングなしの場合で回転が違うことを体感できた」「この講座をきっかけに、家や町の中のベアリングを探すようになった」などの感想が寄せられました。
- *STEAM:
- Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字から成る造語で、これら5つの分野を通じた教育方法です。
実施概要
イベント名 |
科学講座「回転とまさつ」 |
共催 |
藤沢市 |
開催日時 |
2023年8月8日(火) |
場所 |
日本精工株式会社
NSKグローバルトレーニングセンター
(藤沢市本町3-6-14) |
NSKの次世代育成支援活動
NSKは、「科学技術の振興」、「次世代の育成」、「地域との共存共栄」を社会貢献活動の重点分野と位置付け、研究機関への助成や奨学金の給付、インターンシップの受け入れなど、幅広い活動を実施しています。特に「次世代の育成」の観点から、子どもたちに「科学」を身近に感じ、興味を持ってもらうために、工場見学会や科学講座などの体験型プログラムを開催しています。
NSKについて
NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では約30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。