Press Release

磁気エンコーダ付きHUBベアリングの交換手順及び作業ポイントをまとめた動画を公開

~適切な交換で、快適なカーライフを~

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 内山俊弘、以下NSK)は、磁気エンコーダ付きHUBベアリングの交換に必要な手順をまとめたインストラクション動画を制作しました。

英語版は既に昨年9月に独・フランクフルトで開催されたAutomechanikaで一般公開しており、好評を博しております。この度、日本語版が完成し、2月6日よりNSK公式YouTubeチャンネルにて一般公開を開始します。

磁気エンコーダ付きHUBベアリングの交換手順及び作業ポイントをまとめた動画
磁気エンコーダ付きHUBベアリングの交換手順及び作業ポイントをまとめた動画 New Window

制作の背景

17年12月に公開した第1弾(第1世代のHUBベアリング(HUBI)の交換手順と作業ポイントを紹介)が、公開以来好評いただいており、多くの方にご視聴いただいています。

HUBIは、乗用車を中心に世界中で広く使われている自動車の足回り用ベアリングで、広く使われている分、交換需要も多いベアリングです。

近年、ABS*がコンパクトカーや軽自動車などにも採用され、自動車の安全性向上に貢献しています。HUBIを採用する自動車の場合、車体に取付けられたABSセンサーはベアリング端面のシールに組み込まれている磁気エンコーダからタイヤの回転数を計測しますが、シールは片側のみ(反対側は通常シール)に採用されているため、取り付け向きを間違えてしまうと、ABSが機能しません。そのため、取り付けの際には細心の注意が必要ですが、シールの外見からは磁気エンコーダが組み込まれているかどうかを判別するのは困難です。

そこでNSKは、交換に必要な部品や正しい交換手順に加え、磁気エンコーダを確認するためのマグネットビューワーとその使い方を紹介し、安心して磁気エンコーダ付きHUBIを交換していただくための、新たなインストラクション動画を制作しました。

*アンチロック ブレーキ システム(Antilock Brake System)
ブレーキ時にタイヤがロックしないよう、車速とタイヤの回転速を検出し、ブレーキを自動的にコントロールするシステム。

動画の特徴

  • タイヤの取外しから取付けまで、一連の交換作業をコンパクトに集約
  • 2言語対応(日本語/英語)
  • 音声が聞きづらい現場でも安心のキャプション付き(日本語/英語)
  • 注意を要する作業には、詳細な説明(日系企業ならではの、きめ細かい説明)
  • HUB I 圧入時の重要ポイントをイラストで補足説明

今回制作した動画は、NSK公式YouTubeチャンネルやSNS、販売代理店での口コミを通じ、自動車アフターマーケットにおけるNSKのプレゼンス向上ツールとして、エンドユーザーへの訴求を図ります。今後は、他のアフターマーケット部品についても、エンドユーザーからのフィードバックを反映させ、ユーザーフレンドリーな動画制作を進めていきます。

サンプル動画
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