日本精工株式会社(本社: 東京都品川区、代表者: 取締役 代表執行役社長・CEO 内山俊弘、以下NSK)では、7月から9月初旬の夏休み期間中、子どもたちにモノつくりの面白さや奥深さを伝えるSTEAMプログラム*を実施しています。その一環として、8月7日(水)、8日(木)に、経済産業省こどもデーに参加し、「ベアリングを使ってジャイロの動きを体感」できるイベントを開催しました。今回のイベントでは、2日間で合計約60名の未就学児・小中学生が参加し、ベアリングの回転によって発生する「ジャイロ効果」について学びました。NSKは、今後も、ベアリングを使った科学教室イベントを開催していきます。
- * STEAMプログラム:
- Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をとったもので科学、数学、芸術領域に力を入れる教育方針、教育方法。
参加した子ども達からは、「自分でキットを組み立てたのでベアリングの大切さをより感じることができた」、「ベアリングは凄い、おもしろかった」など多くの感想がきかれました。
イベント概要
名称 |
経済産業省こどもデー
公式ウェブサイト
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参加者 |
未就学児・小学生・中学生までの約60名 |
日程 |
2019年8月7日(水)、8月8日(木) |
会場 |
経済産業省 |
主催 |
経済産業省 |
NSKのCSRの考え方
ベアリング(軸受)をはじめとするNSKの製品は、自動車、家電製品、新幹線などの鉄道車両、鉄鋼設備、風力発電機、エレベータ、飛行機、人工衛星まで、幅広い機械の滑らかな作動を助けるといった特性によって、組み込まれる機械の信頼性や安全性、省エネルギーを支えています。
それら製品の供給、即ち本業のビジネスを通じ、円滑で安全な社会と地球環境の保全、さらに持続可能な社会の実現に貢献することを企業活動の基本としています。役員、従業員一人ひとりがNSKグループの役割をしっかりと認識し、お客様をはじめとするステークホルダーの視点に立ち、事業の発展と社会への貢献に誠実に取り組んでいくことで、NSKグループとしての企業価値向上と持続的成長をめざしていきます。
NSKは、「科学技術の振興」、「次世代の育成」、「地域との共存共栄」を社会貢献活動の重点分野と位置付け、研究機関への助成、奨学金の給付、インターン、軸受技術に関する講座の提供や、植林活動、海外の小学校に飲料水のろ過装置の設置などを実施しています。次世代の育成に貢献していくため、今後も子ども達が「科学」に興味を持つきっかけとなるような体験型プログラムを開催し、このような活動を通じて、子どもたちに様々な教育・経験の機会を提供していきたいと考えています。
NSKについて
NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。