日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 内山 俊弘、以下NSK)のグループ会社であるNSKマイクロプレシジョン株式会社(東京都千代田区、以下ISC)は、8月24日(木)にISC藤沢工場(神奈川県藤沢市)で、NSKグループ社員の子ども及び父母を招待し「夏休み 親子工場見学会」を実施しました。
今年で8回目の開催となる本イベントには、小学生・中学生の子どもと父母や家族など、29名が参加し、実験教室やミニアチュア軸受の生産工場の見学ツアーなどを楽しみました。
実験教室では、摩擦(まさつ)の大小を体感する実験を通じて、摩擦の仕組みを子どもたちに理解してもらいました。子どもたちは、自動車や家電製品など日々の生活で触れる製品に数多くの軸受が使われ、軸受が回転をスムーズにすることで、省エネ性能や耐久性の向上に役立っていることを、今、話題のハンドスピナーで体感しました。
また、工場見学では、部品の熱処理や加工の工程を間近で眺め、最後に防塵服を着てクリーンルームに入り、普段は見ることのできない精密軸受の組立・検査ラインを見学しました。
さらに、2002年、2005年および2011年のワールドヨーヨーコンテストのAP(Artistic Performance)部門の世界チャンピオン 長谷川貴彦氏をゲストに迎え、ヨーヨーやコマなどを用いたダイナミックなパフォーマンスを楽しみながら、軸受の摩擦を減らす効果を実感してもらいました。
参加者からは、「軸受の組み立てが楽しかった」「ヨーヨーのパフォーマンスがすごかった」「いろいろな機械を使って生産していることを知ることができ、勉強になった」などの感想が寄せられました。
NSKグループでは、子どもたちが「科学」に興味を持つきっかけとなるような体験型プログラムとして「子ども科学教室」などを開催しています。今後もこのような活動を通じて、次代を担う子どもたちに様々な教育・経験の機会を提供していきたいと考えています。