日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 内山 俊弘、以下NSK)は、2016年4月20日(水)~4月22日(金)に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される総合展示会、「Techno-Frontier2016」の「エネルギー・ハーベスティング技術展」*1に初出展します。
NSKでは、従来剤より透明性の高い電荷輸送剤*2を開発し、色彩性、透明性、デザイン性に優れた色素増感太陽電池パネルの作製を可能と致しました。今回、発電機能と意匠性を併せ持つ、「高意匠性色素増感太陽電池パネル」を電源とする、室内環境モニタリング端末*3の試作品を参考出展致します。
*1:一般社団法人 日本能率協会が主催する、光や熱、電磁波、振動、人の動作などから電力を得るエネルギー・ハーベスティング(環境発電)の技術・製品・部品に焦点を当てた国内唯一の専門技術展。「エネルギー・ハーベスティングや再生可能エネルギー」のさらなる高度化に向けての、技術相談・情報交換・ミーティング・商談が活発に行われます。
*2:電荷輸送剤は色素増感太陽電池の色素と電極の間で電子を媒介し、太陽電池の性能を決める重要な構成部材です。
*3:温度、湿度、照度、気圧などの環境をセンシングし、データを無線でパソコンに送信する端末。設置コスト、メンテナンスコストの削減のため、配線レス、バッテリーレスを可能とするエネルギー・ハーベスティング素子が電源に使用されると見込まれております。