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プレスリリース
2016年06月09日
日本精工株式会社 広報部
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 内山 俊弘、以下NSK)は、産業機械向け高機能標準軸受「NSKHPS大形自動調心ころ軸受」のサイズを拡大しました。
今回、「NSKHPS自動調心ころ軸受」に軸受外径寸法φ400~φ600mmのサイズを追加します。 本軸受は、 『長寿命(2倍)』 『低発熱(30%低減)』 『高温寸法安定性(最高 200℃)』を実現しています。 NSKは、産業機械設備の信頼性向上による生産性向上及びメンテナンスコスト削減に貢献し、2018年に本製品の売上 20 億円を目指します。
NSKは、アフターマーケット事業の強化としてMRO(Maintenance, Repair and Operation) ビジネスに注力しています。MRO ビジネスは、製品性能と共にデリバリー、サービスなど総合的な商品力が要求されます。
これらの要求に応えるべくNSKは、開発設計技術・材料技術・製造技術を駆使した標準軸受の高機能化及び品揃えを進めてきました。 2004年に「NSKHPS小形自動調心ころ軸受」を初めて市場投入して以来、2009年にアンギュラ玉軸受、2013年に深溝玉軸受、小形円筒ころ軸受など、これまでに軸受6品種、最大外径寸法φ400mmまで品揃えを拡充して来ました。
今回、「NSKHPS」への高いご要望にお応えして、新たに自動調心ころ軸受のサイズを更に拡大し、幅広い産業機械のMRO ビジネスへの対応を強化しました。
NSKは、自動調心ころ軸受特有の損傷原因を独自に解明し、この長寿命化技術を開発しました。 この技術と共に低発熱技術を開発・適用することで、本新製品は以下の特長を持っています。
NSKは、本製品を通して産業機械設備の信頼性向上による生産性向上及びメンテナンスコスト削減に貢献します。