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プレスリリース
2016年10月07日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~電動射出成形機やサーボプレス機などの生産性向上に貢献~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 内山 俊弘、以下NSK)は、電動射出成形機やサーボプレス機等の生産性向上に貢献する、NSK高負荷駆動用ボールねじ 『 S-HTFシリーズ 』 を開発しました。NSKは本製品の販売を2017年1月より開始し、2020年に10億円の売上を目指します。
近年、プラスチック製品は自動車向け大型部品から日用品や電子小型部品までサイズや形状等が多様化し、今後も需要は拡大傾向にあります。そのため、電動射出成形機の生産性向上や成形部品の多様化への対応が求められています。
成形機の生産性向上には、送り速度の高速化による「ハイサイクル化」があります。ハイサイクル化に伴い、ボールねじの長寿命化が望まれています。
一方、成形部品の多様化による大型成形品や複雑形状などに対応するため、成形機の推力アップ・スピードアップが進められ、ボールねじの耐荷重性の向上が望まれています。
この度、NSKは電動射出成形機やサーボプレス機などのこれらのニーズに対応可能なNSK高負荷駆動用ボールねじ『S-HTFシリーズ』を開発しました。
現在、NSK高負荷駆動用ボールねじは射出成形機やサーボプレス機などの電動化に必要不可欠な機械要素部品となっています。NSKは1996年に業界で初めて『NSK高負荷駆動用ボールねじ HTFシリーズ』を開発し、その後、高速化や大型化、また潤滑剤削減といったご要望へお応えして製品バリエーションを広げきました。NSKは、今後も様々な市場ニーズにお応えし、“Your Real Partner.TM"としてソリューションを提供していきます。