日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 内山 俊弘、以下NSK)は、複写機などの事務機向け「高防塵低摩擦損失軸受」を開発しました。本製品は、高防塵性と低摩擦損失を両立しました。
NSKは、本製品の売上として2020年に年間10億円を目指します。
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プレスリリース
2016年11月25日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~事務機の信頼性向上と省エネに貢献~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 内山 俊弘、以下NSK)は、複写機などの事務機向け「高防塵低摩擦損失軸受」を開発しました。本製品は、高防塵性と低摩擦損失を両立しました。
NSKは、本製品の売上として2020年に年間10億円を目指します。
複写機の現像部に使われる軸受は、トナーなどの細かな粒子に曝されます。このため、異物の軸受内部への混入を防止するため防塵性が高い接触ゴムシールが使用されています。しかし、消費電力の低減のため、接触シールの摩擦損失低減が課題となっていました。
また、複写機の搬送部に使われる軸受は、軸受がスムーズに回転しないと紙詰まりを起します。このため、摩擦損失が低い非接触シールドが使用されています。しかし、特に新興国などでは紙質が悪いため紙がローラーで搬送される際に紙粉が発生するため、軸受内部への紙粉の混入を予防する防塵性能向上が課題となっていました。
今回、NSKは高防塵性能と低摩擦損失性能を両立することで、複写機の搬送部や現像部など幅広く使用可能な軸受を開発しました。