日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚紀男、以下NSK)は、4月21日(月)から4月29日(火)まで中国 北京市内の北京国際展覧中心新館において一般公開される「Auto China 2014(北京モーターショー2014)」に出展します。

1916年の創立から100年近い時を経た現在に至るまで、絶えず「摩擦」を低減し制御する技術開発を進めてきたNSKは、自動車軸受では世界No.1、電動パワーステアリング(EPS)でも世界トップレベルの規模を誇る総合自動車部品メーカーです。NSKは、中国を最重要市場のひとつと位置付けており、江蘇省昆山市に開設したR&Dセンターにて市場ニーズに応える製品の開発を行い、高品質な製品を中国国内で生産、販売することで、中国における安全・快適・環境にやさしい自動車社会の実現と自動車産業の発展に貢献しています。今回の北京モーターショーでは、自動車の「安全」と「環境」に関する性能向上に貢献する、最先端の製品と技術を幅広く展示します。
「安全」分野では、モータを緻密に電子制御することによって安全で快適な操舵を可能にする『EPS』の構造を、動展示を用いてわかりやすく展示します。また、タイヤを支え、クルマの安全で快適な走行に不可欠な『ハブユニット軸受』に採用されているセンサ技術や高信頼性に応える技術を紹介します。さらには、EVの高効率化を提案するコンセプトモデルとして、低フリクションハブユニット軸受車輪のハブ部分に駆動モータを内蔵させ、車輪を独立制御することで高度な車両制御を実現する『ホイールハブモータ』も展示します。
「環境」分野では、燃費向上に貢献することで採用が拡大している『ターボチャージャー用高機能カートリッジ軸受』、などを展示します。また、オートマチック・トランスミッション(AT)からハイブリッド(HEV)、無段変速機(ベルトCVT)、ダブル・クラッチ・トランスミッション(DCT)まで、あらゆる形式のトランスミッションに採用されている様々なNSK製品を、カットモデルを用いて紹介します。
NSKは、2016年に創立100年を迎えます。今後もこれまで積みあげてきた技術力に更に磨きをかけ、自動車の安全、環境対応に貢献していきます。