
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下 NSK)は、「工作機械用高機能ボールねじ」の新技術を開発しました。NSK は、このボールねじの技術を反映させた新製品のリリースを2015年春に予定しています。
NSKは、本ボールねじを2014年10月30日(木)~11月4日(火)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「JIMTOF2014(第27回 日本国際工作機械見本市)」に新技術紹介として出展いたします。
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プレスリリース
2014年10月24日
日本精工株式会社 広報部
~ボールねじの発熱量低減と運動制御性向上により工作機械の送り性能向上に貢献~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下 NSK)は、「工作機械用高機能ボールねじ」の新技術を開発しました。NSK は、このボールねじの技術を反映させた新製品のリリースを2015年春に予定しています。
NSKは、本ボールねじを2014年10月30日(木)~11月4日(火)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「JIMTOF2014(第27回 日本国際工作機械見本市)」に新技術紹介として出展いたします。
NSK では、これまで長年にわたり独自に工作機械見本市の動向を調査して、さまざまな機能を持つ工作機械用ボールねじを開発してまいりました。高速化対応のためには、音・振動を低減した「高速・静音ボールねじ」、大型工作機械や高精度加工向けには、軸芯やナットに冷却油を流す「強制冷却ボールねじ」を製品化して広くご使用いただいております。
近年では、高速運転してもボールねじ自体の発熱を低減することで強制冷却を省略したい、ボールねじの運動誤差を小さくして更なる高精度に対応したいという要望が増えてきました。
今回NSKでは、これらの高度な要望に対して、設計面、生産技術面からボールねじの予圧・剛性・発熱量・温度上昇のバランスを最適化した「工作機械用高機能ボールねじ」の新技術を開発しました。このボールねじでは、発熱量と運動誤差を低減することで工作機械の位置決め精度の向上が可能となります。
「工作機械用高機能ボールねじ」は、NC旋盤、マシニングセンター、研削盤など幅広い工作機械市場に新たなソリューションを提供いたします。