
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、自動車用ディーゼルエンジンのロッカーアーム*用に「低トルクタペットローラ」を開発しました。
本製品は、タペットローラの軸にクロム系被膜処理を施すことで,ニードルローラ仕様での耐久性を高めました。この結果、ディーゼルエンジンのロッカーアーム向けに,ダブルローラ仕様(滑り軸受)から摩擦損失が少ないニードルローラ仕様(転がり軸受)への置き換えが可能になりました。本製品は、自動車の低燃費化に貢献し、2019年に15億円の売上を目指します。
*ロッカーアーム:カムの力を使ってエンジンのバルブを作動させる機構。