
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚紀男、以下NSK)は、従来比2倍以上の長寿命を実現させた、NSKリニアガイド™「NHシリーズ」「NSシリーズ」を開発しました。
NSKは、2014年7月から本製品の販売を開始し、2015年に25億円の拡販を目指します。
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プレスリリース
2014年03月28日
日本精工株式会社 広報部
~世界最高レベルの定格荷重、従来比2倍以上の長寿命を実現~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚紀男、以下NSK)は、従来比2倍以上の長寿命を実現させた、NSKリニアガイド™「NHシリーズ」「NSシリーズ」を開発しました。
NSKは、2014年7月から本製品の販売を開始し、2015年に25億円の拡販を目指します。
NSKリニアガイド™は、半導体・液晶製造設備、自動車製造設備、搬送用ロボット、工作機械などの各種生産設備を中心に、幅広い用途で使用されています。このような装置に使用されるリニアガイドには、生産性の向上やメンテナンス期間の延長などの理由から、一層の長寿命化が求められています。
リニアガイドは、ボールとボール溝の接触で荷重を支えており、ボール溝の設計と製造の技術が、寿命を決定づける要因になっています。そこでNSKでは、NSKの強みである「解析技術(シミュレーション技術)」と「生産技術」を結集して、新しい形状のボール溝を開発しました。接触面圧分布の最適化によって、寿命の飛躍的な向上が可能になりました。
「NHシリーズ」「NSシリーズ」では、新しいボール溝の適用によって、従来比2倍以上の長寿命を実現しています。本商品は、装置の一層の長寿命化や、サイズダウンに貢献します。
*1:動定格荷重とは、リニアガイドの耐荷重性能を示す指標値で、大きいほど寿命が長くなります。