NSKマイクロプレシジョン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 石井和男)は、2014年8月21日(木)に藤沢工場(神奈川県藤沢市)で、「夏休み子ども工場見学会」を実施しました。
今年で5回目の開催となる本イベントには、今回から科学技術館(東京都千代田区)のサイエンス友の会*会員の小学生が参加し、実験教室やミニチュア軸受の生産工場の見学ツアーを楽しみました。
実験教室では、摩擦の大小を体感する実験や軸受の組み立て体験を通じて、身近に発生する摩擦の仕組みとベアリングの役割について子どもたちに理解してもらいました。子どもたちは、自動車や家電製品など日々の生活で触れる製品に数多くの軸受が使われ、軸受が回転をスムーズにすることで、省エネ性能や耐久性を向上させていることを学びました。また工場ツアーでは、部品の熱処理や加工工程を間近で眺め、最後に、防塵服を着てクリーンルームに入り、普段は見ることのできない精密軸受の組立・検査ラインを見学しました。
参加した子どもたちから、「実験教室で、ベアリングを作れて楽しかった」「工場見学で、機械がものすごい速さで動いているところが見られておもしろかった」などの感想が寄せられました。
NSKグループでは、子ども達が「科学」に興味を持つきっかけとなるような体験型プログラムとして「子ども科学教室」などを開催しています。今後もこのような活動を通じて、次代を担う子どもたちに様々な教育・経験の機会を提供していきたいと考えています。
- 科学技術館のウェブサイト https://www.jsf.or.jp/
- サイエンス友の会のウェブサイト https://www.jsf.or.jp/science/info/
*サイエンス友の会:科学技術館が開催している会員制の学習教室であり、「科学する心」を育て、「創る喜び」を体験していただくことを目的として、工作教室、実験教室、パソコン教室、自然観察教室をはじめとして施設見学会等、各種楽しい行事を実施しています。