
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、洗濯機向けに、「横型ドラム式洗濯機用長寿命軸受 ベネカルテ」を開発しました。本製品は、横型ドラム式洗濯機のドラム支持用として、従来品の2倍以上の転がり疲れ寿命を実現し、さらに様々な 使用条件下における長寿命化を実現しました。
NSKは、本製品の売上として2018年に年間15億円を目指します。
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プレスリリース
2014年12月12日
日本精工株式会社 広報部
~定格疲れ寿命2倍以上、その他様々な環境下での長寿命化を実現~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、洗濯機向けに、「横型ドラム式洗濯機用長寿命軸受 ベネカルテ」を開発しました。本製品は、横型ドラム式洗濯機のドラム支持用として、従来品の2倍以上の転がり疲れ寿命を実現し、さらに様々な 使用条件下における長寿命化を実現しました。
NSKは、本製品の売上として2018年に年間15億円を目指します。
欧州市場で一般的な横型ドラム式の洗濯機では、洗濯容量を増やすためにドラムの大型化が図られています。このため、ドラム支持軸受に掛かる荷重が増加し、軸受寿命の低下につながります。
洗濯機は設置スペースの制限や省エネのため、軸受への荷重が増加するなかでも軸受の大型化が困難となっていました。このため、NSKは、コア技術のひとつである材料技術を駆使し、従来と同じサイズで長寿命化を実現しました。
今回、合金成分の最適化および独自の清浄度管理技術などを組み合わせた軸受材料を開発しました。これにより、従来比2倍以上の長寿命化を実現し重荷重条件下での使用を可能にしました。さらには異物環境下など様々な過酷環境下での信頼性を実現しました。