Press Release

神奈川県「さがみロボット産業特区」での生活支援ロボット長期モニター試験を実施

~「ナビゲーション機能付き障害物回避先導ロボット」の実用化に向けて課題・知見を抽出~

ナビゲーション機能付き障害物回避先導ロボット

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は神奈川県から支援を受けて、「ナビゲーション機能付き障害物回避先導ロボット」(特区重点プロジェクト名:人の行きたい方向を察知し先導するガイダンスロボット)の長期モニター試験を行います。

神奈川県は、生活支援ロボットの実用化・普及を通じて、地域の安全・安心の実現を目指す「さがみロボット産業特区」の取り組みを進めております。NSKは、昨年に引き続き、ロボットを実際の使用場所に近い環境で使用し、実用化に向けた課題・知見を抽出します。

【実施概要】

ロボットの概要 視覚障がい者をサポートし、施設内での移動に必要な情報の提供(施設案内、障害物回避等)および先導を行うロボットです。
実験の概要 施設内で、視覚障がい者を対象としたガイダンス機能(施設案内、障害物回避等)についての実験を、施設の視覚障がい者支援員に協力頂きます。 長期間運用することで、短期間では得られない課題・知見を抽出します。
日時 平成26年8月27日(水曜日)~10月30日(木曜日) 16時~17時
場所 神奈川県総合リハビリテーションセンター(厚木市七沢516)内、七沢更生ライトホーム2階及び神奈川リハビリテーション病院2階
お問い合わせ先 神奈川県産業労働局産業・観光部産業振興課
課 長 髙澤様 電話:(045)210-5630(直通)
さがみロボット産業特区グループ 渡部様 電話:(045)210-5650(直通)
技術開発推進グループ 櫻井様 電話:(045)210-5646(直通)

NSKは、今後も実際の使用環境に近い状態で本開発品をご体験頂くことで、広く市場でのニーズを探り、実用化に向けた安全性など各種機能の実地検証に積極的に取り組んでいきます。