
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、自動車の信頼性向上と燃費向上に貢献する「長寿命WQTF™円すいころ軸受」を開発しました。
本製品は、変速機の効率向上に伴う軸受使用環境の過酷化に対応しながら、摩擦損失を約4割低減させました。本製品の売上として、2018年で20億円の売上を目指します。
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プレスリリース
2013年11月15日
日本精工株式会社 広報部
~自動車の信頼性向上と燃費向上に貢献~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、自動車の信頼性向上と燃費向上に貢献する「長寿命WQTF™円すいころ軸受」を開発しました。
本製品は、変速機の効率向上に伴う軸受使用環境の過酷化に対応しながら、摩擦損失を約4割低減させました。本製品の売上として、2018年で20億円の売上を目指します。
自動車用円すいころ軸受は、大きな荷重が負荷される部位に、幅広く採用されております。近年、燃費改善のため、自動車用変速機の小型・軽量化が要求されています。
小型軽量化を達成するためには、異物環境下におけるころがり疲れ寿命の延長と静的強度(耐圧痕性)を両立することが求められます。
NSKは、この二つの課題を両立させる円すいころ軸受を開発しました。
自動車用変速機やデファレンシャルなど、大きな荷重が負荷され、圧痕がつく可能性がある場所に適しています。
本製品は、従来品に比べて、摩擦損失を約4割低減させることができます。さらに、重量は約2割低減されます。これにより、自動車の燃費向上に貢献します。