
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は新たな機能により利便性と安全性を高めた「ナビゲーション機能付き障害物自律回避先導ロボット」を開発しました。NSKは11月6日(水)から11月9日(土)まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「2013国際ロボット展」に本開発品を出展します。
NSKはグリップを介して人の行きたい方向を察知し、進路上の障害物を認識して自律回避する車輪型移動ロボットを開発してきました。今回は、行きたい場所を入力すると、目的地まで音声で案内する機能を新たに開発しました。また、ロボット前方に加え、操作者の頭部付近の障害物検知も可能にしました。
本技術は、盲導犬や介護犬の代用、車椅子の機能向上、高齢者の移動支援機器などに応用可能です。将来的に、病院、オフィスビル、商業施設などの平地や傾斜面のバリアフリー環境での移動をアシストする自律移動ロボットを目指しております。
NSKは、展示会会場などで実際に多くの方に本開発品をご体験頂くことで広く市場でのニーズを探り、実用化に向けた安全性など各種機能の実地検証に積極的に取り組んでいきます。