Press Release

NSKグループ、夏期節電の取り組み強化

~蓄積した経験を生かし、節電対策を継続的かつ強化して実施 ~

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、従来からNSKグループで実施してきた様々な節電対策の経験を生かし、本年も節電対策を実施します。

NSKグループでは、今夏も「節電」と「お客様への製品(産業機械軸受、自動車関連製品、精機製品など)供給」を両立させるため、社員一丸となって、すべての活動において自主的に節電対策に取り組んでまいります。今年度から石部工場にコジェネレーションを導入するほか、オフィスでも昼休みに完全消灯を実施するなど、新たな節電対策を実施していきます。

NSKの節電の取り組み

(1) 生産現場での節電
  1. 今夏の主な取り組み
    • 省エネ・節電対策の継続・着実な実施:インバータ化など高効率機器の採用拡大
    • エネルギー管理の徹底:非稼動時の停止、需要に応じた抑制稼動
    • 設備能力向上、設備保全などによる生産性向上活動の推進
    • 代替電力の活用
      自家発電機の稼動
      埼玉工場、前橋工場(鳥羽地区)、NSKニードルベアリング株式会社
      コジェネレーション*の導入
      大津工場、石部工場

      *: コジェネレーション:内燃機関、外燃機関等の排熱を利用して動力・温熱・冷熱を取り出し、総合的にエネルギー効率を高める、新しいエネルギー供給システム。

  2. 節電実績

    2012年度は2010年度に比べて、電力原単位4%削減を達成しております。(11年度比:3.2%削減)

(2)オフィス(本社、支社)での節電
  1. 今夏の主な取り組み
    • 空調の温度管理徹底
    • ブラインド、遮熱フィルムの活用
    • 昼休み時の完全消灯、残業時の無人エリアの消灯、退席時のパソコンをスリープ/スタンバイ状態に設定すること
    • 不要な照明の間引き
    • 本社ビルのリノベーション工事完了(2013年6月末)にあわせ、省エネ照明設備の導入
    • OA機器の削減
    • 2012年度、従来800台あったオフィスのプリンタを複合機に代替し、OA機器を400台に統合
    • 業務効率向上による定時退社の励行
    • 屋外広告灯の消灯
    • 省エネ改善提案の募集と実行
  2. 節電実績

    2012年度は10年度に比べて、電力原単位で18.5%削減を達成しております。(11年度比:9.2%削減)

この他、研究・設計部門や社員の各家庭においても節電を励行しております。

NSKグループは、電力の大口需要家として社会との共存を果たすべく、上記節電対策を日本国内の全拠点で展開し、今後も省エネ・省資源化の推進により、グローバルな競争力を高めながら、市場からの品質面とコスト面のニーズにお応えし、優れた製品をお客様へ安定供給するように努め、部品メーカーとしての責任を果たしていきます。