日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、主に食品、医薬品、半導体製造等に用いられるドライオイルフリー圧縮機向け「高速アンギュラ玉軸受」を開発しました。
NSKは、本製品の売上として2016年度に5億円/年の売上を目指します。
Global
ASEAN and Oceania
Middle East
Africa
プレスリリース
2013年04月02日
日本精工株式会社 広報部
~L-PPS樹脂保持器を採用して低振動、低トルクを実現~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、主に食品、医薬品、半導体製造等に用いられるドライオイルフリー圧縮機向け「高速アンギュラ玉軸受」を開発しました。
NSKは、本製品の売上として2016年度に5億円/年の売上を目指します。
ドライオイルフリー式圧縮機は、圧縮工程で油を噴射せず圧縮を行うため、吐出空気中に油分が一切含まれない圧縮機です。このため、油分の混入を嫌う製品や環境での採用が増えています。
しかし、油を使用しない構造のため、給油式圧縮機と同等の効率を得るには約3~5倍の高速回転で運転する必要があり、騒音・振動や消費電力などの低減が要求されています。今回、この要求に応えるために、NSK独自の保持器材料L-PPS樹脂*を採用した高速アンギュラ玉軸受を開発し、低トルクと低振動を実現しました。
*: 直鎖型ポリフェニレンサルファイドは、高強度で耐熱性にも優れた樹脂。