Press Release

NSKの欧州事業が50周年(1963~2013年)

~欧州に根付いた事業展開により更なる発展を誓う~

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、欧州初の販売会社として、1963年に西ドイツ(当時)のデュッセルドルフ市に販売会社、NSKドイツ社を設立して、今月で創立50周年を迎えました。

【NSKの欧州事業について】

販売拠点:
1963年に欧州初の販売会社として、西ドイツ(当時)のデュッセルドルフ市に販売会社を設立して以来、欧州各地に販売拠点を設立し、現在では欧州地域に加えて中東やロシア、アフリカも含めた、11カ国で15カ所の販売拠点を展開しております。
生産拠点:
1975年に欧州初の生産工場として、英国北部のダーラム州にピータリー工場を設立(1976年に軸受の生産を開始)して以来、欧州での生産を拡大し、現在では9工場で軸受、ステアリング製品、精機製品を生産しております。
技術拠点:
1989年に英国北部のノッティンガムシャー州に欧州テクノロジーセンターを設立しました。現在では、ドイツやポーランドにもテクノロジーセンターを置き、欧州の市場ニーズに対応した開発体制を構築しております。

【50周年記念祝賀会の開催】

NSKの欧州事業の主力拠点、ドイツのラティンゲン市(デュッセルドルフ市近郊)で開催された祝賀会において、NSKヨーロッパ社CEOのユルゲン・アッカーマンは、「我々の事業の成長を支えるのは、結局のところ欧州の従業員3,400名の人材の力に掛かっています。本日のイベントは、今後の欧州事業の発展につながる良き機会となりました。」と挨拶しました。また、イベントに出席したNSK社長の大塚は、「欧州事業は、NSKグループ全体にとって大変重要です。今後も欧州に加え、中東、ロシア、アフリカとより広い地域のお客様のニーズに柔軟かつ迅速に対応し、NSKグループ全体への更なる貢献を期待します。」と述べました。

【欧州とNSK】

NSKは、欧州の産業機械市場においては、高品質な軸受、ボールねじ、リニアガイドのメーカーとして広く認知されております。また、NSKの自動車軸受やステアリング製品は、欧州のカーメーカーの高度なニーズに対応しております。

NSKは90余年にわたりグローバルに積み重ねてきた実績に裏打ちされた製品・サービス・業務プロセスなどの経営のあらゆる分野の品質において、世界No.1の軸受メーカーとなることを目指しています。

最近では、自動車のフォルクスワーゲン(VW)、ボッシュ、工作機械のDMG森精機(旧ギルデマイスター)やケスラーなど、NSKは欧州の多くのお客様企業から優秀品質企業として表彰されております。