日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、化学物質に関する総合的な管理が評価され、特定非営利活動法人 化学生物総合管理学会※より「奨励賞」を受賞しました。
NSKグループでは、「環境問題への取り組みが我々の存在と活動に必須の要件」との環境方針に基づき、従業員一人ひとりが意識を高めながら、環境貢献型製品の創出、地球温暖化対策、省資源・リサイクル対策、環境負荷物質対策などを進めています。特に、NSK製品の特性を活かし、製品の供給すなわち本業による環境貢献に力を入れています。一方、安心で安全な製品を提供するため、開発・設計・調達・製造・物流の各工程を通して環境負荷物質を社内に持ち込まない保証体制を構築しました。長期間にわたる化学物質の管理向上の取り組みを通して自己評価を厳格化するとともに、取り扱う化学物質の評価制度を設け、取り扱い区分を定めたうえで管理を進めています。
このたび、これらの取り組みが「化学物質総合管理の活動に関する指標を活用した評価において、バランスが取れた優れた管理状態にありかつ近年向上傾向が続いている」と評価され、今回の受賞に至りました。
NSKは、今後もモノづくりの会社として、より信頼性が高く、よりエネルギーロスの削減に役立つ最高品質の製品やサービスを日々追及し、豊かさと地球環境の保全が両立する持続可能な社会の実現をめざし、企業活動に取り組んでまいります。
*: 化学物質(ナノテクノロジー関連を含む)や生物のリスクの評価や管理に関心を持ち、あるいはこうした分野で実務にまたは研究にたずさわる方々が、科学的な知見と論理的思考を踏まえつつ、広く相互に意見を交換し自己を研さんするとともに、社会に広く提言・発信する拠点として2004年1月に設立。