スマートフォンや液晶TVの需要拡大に牽引され、中国、台湾、韓国など東アジアを中心にLEDなどの電子部品の急速な生産拡大が続いています。更には、省エネ意識の高まりから、LED照明についても世界的な需要拡大が見込まれております。一方、日本や欧米諸国の自動車産業では、ハイブリッドカーや電気自動車向け、更には横滑り防止装置などの電子制御機器の採用拡大に伴い、車載用ICの需要が増加しております。
近年、これらの分野においては、更なる生産量の拡大のため、生産工程のスピードアップや品質の改善など、生産性向上の要求も高まってきています。更により高度な信頼性を確保するためICの全数検査が主流となっており、検査装置の飛躍的な能力向上が求められています。
NSKは、これらの高度な技術ニーズにお応えするため、新たに「メガトルクモータ™ PXシリーズ」をラインナップします。
<用途> |
|
<効果> |
- LED製造工程の供給・検査・選別装置
- 車載用ICの最終検査装置
- 小型電子部品の外観・電気的特性検査装置
-セラミックコンデンサ
-チップ抵抗器
|
|
- スループット(単位時間当たりの処理量)の向上
- ライン稼働率の向上
- 検査精度の向上、選別率改善
- 信頼性や品質の確保
|
NSKは、ダイレクトドライブモータの先駆けとしてメガトルクモータ™を1985年から量産を開始し、欧米・日本での半導体・液晶製造装置などの技術革新と共に進化を続けてきました。
近年、LEDなど電子デバイスの製造が中国、台湾、韓国にて盛んになっており、多数のメガトルクモータ™をご採用頂いております。NSKは、これら電子デバイス製造の一大集積地となりつつある東アジア地域におけるマーケティング活動を強化し、お客様の声を商品企画にフィードバックさせてきました。これからも、高度化する市場のニーズに対応し、メガトルクモータ™の拡販をグローバールに進めてまいります。