日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、主に自動車用自動変速機の高効率化に貢献する製品として「高効率シェルニードル軸受」を開発しました。本製品は、すべり軸受に比べて、摩擦損失が少なく、軽量化を実現し、自動車の燃費効率向上に貢献します。
NSKは本製品の売上として、2017年に10億円/年を目指します。
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プレスリリース
2012年12月14日
日本精工株式会社 広報部
~自動変速機の高効率化に貢献~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、主に自動車用自動変速機の高効率化に貢献する製品として「高効率シェルニードル軸受」を開発しました。本製品は、すべり軸受に比べて、摩擦損失が少なく、軽量化を実現し、自動車の燃費効率向上に貢献します。
NSKは本製品の売上として、2017年に10億円/年を目指します。
近年、地球温暖化対策の一つとして自動車の高効率化がグローバルに求められております。これに伴い、自動変速機にも小型・軽量化や摩擦損失低減、オイルの低粘度化等による高効率化に対するニーズが拡大しています。
自動変速機の中には転がり軸受が多数使用されており、一部すべり軸受も使用されております。しかしながら、すべり軸受は転がり軸受に比べて摩擦損失が大きいことが課題となっていました。また、すべり軸受は焼付き防止の為に多量のオイルを必要とします。
この結果、自動変速機内のオイルの攪拌抵抗が大きくなります。このため、すべり軸受に代わって転がり軸受を採用する動きが拡大しています。
NSKは、すべり軸受に代わる転がり軸受として、高効率化及び軽量化を実現した「高効率シェルニードル軸受」を開発しました。
本製品は、設計自由度の高い樹脂保持器を採用することで、ころ数の最適化等による高効率化及び軽量化を実現しました。本製品は、以下の優れた特長を有しており、すべり軸受からの代替が可能です。
自動変速機の効率向上により、自動車の燃費向上に貢献します。