Press Release

NSKグループの夏期消費電力削減の取り組みについて

~ 国内事業所で節電対策を実施 ~

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、東日本大震災に伴う電力不足への対応として、既にNSKグループ全体で様々な節電対策を展開しておりますが、2011年7月から9月の間、東京電力管内での使用最大電力15%削減を目指し以下のような対応を行います。また、さらなる削減要請に備えて様々な対策を検討・準備しております。

1. 生産部門・オフィスでの節電・省エネの実施

  • 日々の省エネパトロール、放送、朝礼などによる節電の周知徹底を行います。
  • 不要な照明の間引き、消灯励行、空調の温度管理徹底、エレベータ運転本数削減などの各種節電対策を実施いたします。
  • PC、コピー機、プリンタ等OA機器の省エネモード設定、及び不要時、終業時の電源OFF(コンセントからプラグ抜き)を徹底いたします。

2. 勤務シフトの変更

  • 生産拠点は電力需要が少ない土日の就業を実施し、平日を休業といたします。
  • 本社は金土に休業し、合わせて業務の効率化を図ります。
  • 代替電力を活用いたします(生産部門)。

* 追加対策として、エンジンコンプレッサや自家発電機も準備しています。

3. 暦の振替による土日の保育園・幼稚園などの対応について

7月~9月までの期間において、土日出勤時の保育所・幼稚園、学童保育の休園対応が必要な場合に限り、特別対応として下記の既存制度の適用拡大を行います。

1. 子の看護休暇の取得制限緩和
子供一人の場合: 5日まで /年
子供二人以上の場合: 10日まで/年
2. 半日年休取得の取得制限(年12回まで)の解除

4. その他

  • クールビズの期間拡大
    (昨年度:6月1日から9月30日まで → 本年度:5月1日から10月31日まで)
  • 屋外広告灯の消灯

上記の対策は、日本国内のNSKグループ全拠点で実施します。NSKグループは一日も早い復興の一助となるよう、今後も「電力不足への対応」と「お客様への安定した弊社製品(産業機械軸受、自動車関連製品、精機製品等)の供給」に努力し、部品メーカーとしての責任を果たしてまいります。NSKグループでは、省エネルギー・省資源化の推進や地球環境の保全を目指した事業活動を行ってまいります。