日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、水が浸入しても軸受寿命が低下し難い新開発のグリースを採用したハブユニット軸受*1を開発しました。NSKは、新興市場を中心に拡販し、2014年に本製品の売上20億円を目指します。
**1 ホイールを車体へ取り付ける部品とベアリングを一体化した軸受。車体を支えるため、高い信頼性が求められます。クルマのスムーズな走りを支えています。
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プレスリリース
2010年09月30日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 過酷環境市場での耐久性向上に貢献 ~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、水が浸入しても軸受寿命が低下し難い新開発のグリースを採用したハブユニット軸受*1を開発しました。NSKは、新興市場を中心に拡販し、2014年に本製品の売上20億円を目指します。
**1 ホイールを車体へ取り付ける部品とベアリングを一体化した軸受。車体を支えるため、高い信頼性が求められます。クルマのスムーズな走りを支えています。
近年、需要が急拡大しているBRICsなどの新興市場では、未舗装路など道路環境が劣悪であり、雨季には道路が冠水することもあります。ハブユニット軸受は、車両の中でも最も路面に近い位置に取り付けられ、過酷な泥水環境の中で使用されます。
NSKは、密封性能を高めてきましたが、過酷な泥水環境下においては、微量の水が浸入するケースもあります。
NSKは、軸受内部に水が浸入した場合でも、本来の軸受寿命が低下し難い耐水グリースを開発し、ハブユニット軸受の更なる長寿命化と信頼性向上を実現しました。
本製品は、軸受内部に浸入した水をグリースによって無害化し、軌道面と転動体を保護します。