NSKは、空転時の摩擦を90%低減させたローラクラッチ*1の開発に成功しました。釣具リールなどに使用されており、操作性や巻き心地が向上しています。NSKは本製品により2012年に1億円/年の売上げを目指します。
*1 ローラクラッチ: リールを巻き取る際の逆転防止機構に使用。リールを巻き取る際にはローラが空転し、逆に糸を引き出す際には、ローラが外輪のクサビ面に入り込み、軸と外輪が一体となることで一方向にだけ確実にロックする。
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プレスリリース
2010年01月29日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ リールの操作性向上に貢献 ~
NSKは、空転時の摩擦を90%低減させたローラクラッチ*1の開発に成功しました。釣具リールなどに使用されており、操作性や巻き心地が向上しています。NSKは本製品により2012年に1億円/年の売上げを目指します。
*1 ローラクラッチ: リールを巻き取る際の逆転防止機構に使用。リールを巻き取る際にはローラが空転し、逆に糸を引き出す際には、ローラが外輪のクサビ面に入り込み、軸と外輪が一体となることで一方向にだけ確実にロックする。
本格志向の釣り愛好家は、ルアー(疑似餌)を微妙にコントロールするため、リールを巻き取る際に、軽いタッチで遊びが少なくダイレクトな操作感を求めています。また、近年釣りを楽しむ女性が増えており、リールに軽い巻き取りフィーリングを求めています。このためリール用ローラクラッチには、ローラクラッチが空転する際に発生する負荷抵抗(空転摩擦)を低減するニーズが高まっています。
リール ハンドルの逆転防止機構に「ローラクラッチ」を使用。