日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、自動車用変速機*1に用いられる円すいころ軸受の摩擦損失を低減させた「樹脂保持器付き次世代円すいころ軸受」を開発しました。NSKは、燃費向上に貢献する高機能製品として拡販を図り、2015年に売上10億円を目指します。
*1 自動車変速機: | デファレンシャルやトランスミッションなど、動力を伝達する装置 |
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プレスリリース
2010年10月08日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 新型樹脂保持器の採用で高効率化と高信頼性を両立 ~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、自動車用変速機*1に用いられる円すいころ軸受の摩擦損失を低減させた「樹脂保持器付き次世代円すいころ軸受」を開発しました。NSKは、燃費向上に貢献する高機能製品として拡販を図り、2015年に売上10億円を目指します。
*1 自動車変速機: | デファレンシャルやトランスミッションなど、動力を伝達する装置 |
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近年、自動車の更なる燃費向上のため、自動車用変速機向け軸受には摩擦損失の低減などの効率向上が求められております。また、攪拌抵抗が少ない低粘度トランスミッション油の採用、更にハイブリッドカーではモータのみで走行する際にオイルポンプが作動しないなど、軸受には潤滑が希薄な過酷環境下への対応を求められています。
本製品は、NSK独自の樹脂保持器を採用し、複雑な形状が可能な樹脂の特性を活かして、以下の優れた特長を実現しています。
*2 L-PPS: | 直鎖型ポリフェニレンサルファイド |
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