日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、工作機械に最適なX1シール付きボールねじを開発しました。本開発品を最新の高速工作機械用ボールねじから展開し、2011年4月より発売を開始します。2013年に高速工作機械用ボールねじ全体で50億円の売上を目指します。
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プレスリリース
2010年10月28日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 工作機械の長寿命化、環境負荷低減に貢献 ~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、工作機械に最適なX1シール付きボールねじを開発しました。本開発品を最新の高速工作機械用ボールねじから展開し、2011年4月より発売を開始します。2013年に高速工作機械用ボールねじ全体で50億円の売上を目指します。
NSKでは2005年に高防塵シールを開発し、レーザ加工機や木工機などの異物環境下での用途に数多くご使用頂いています。2007年にはこのシール技術を駆使したグリース密封シールを開発し、射出成形機市場でご好評いただいています。今回、NSKのシール技術を更に発展させ、工作機械用として、高い防塵性能とグリース密封性能を兼ね備えた低トルクの「X1シール付きボールねじ」を開発しました。工作機械の長寿命化、環境負荷低減への効果が期待されています。
NSKは、本製品を2010年10月28日(木)~11月2日(火)に東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催される「JIMTOF2010第25回日本国際工作機械見本市」に出展します。
本製品は、環境負荷物質を一切使用しておりません。
工作機械に使用されるボールねじは、加工粉やクーラントにさらされる環境で使用される場合があり、ボールねじの防塵性能向上が重要です。環境負荷低減のため、グリース潤滑の採用が増加傾向にあり、ボールねじのグリース密封性能も重要となります。
今回、防塵性能とグリース密封性能を兼ね備えたシールで、工作機械で重要な低トルクを実現した「X1シール付きボールねじ」を開発し、市場に投入し、NSKは各市場に適したソリューションを提供いたします。