日本精工株式会社(取締役 代表執行役社長 大塚紀男、以下NSK)は、油圧ショベルなどの建設機械(以下、建機)の旋回/走行減速機用に、従来の2倍の寿命を実現した「長寿命遊星軸付きケージ&ローラ」を開発しました。NSKは、2012年に本製品の売上5億円を目指します。
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プレスリリース
2010年04月23日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 長寿命化により旋回/走行減速機の耐久性・信頼性の向上に貢献 ~
日本精工株式会社(取締役 代表執行役社長 大塚紀男、以下NSK)は、油圧ショベルなどの建設機械(以下、建機)の旋回/走行減速機用に、従来の2倍の寿命を実現した「長寿命遊星軸付きケージ&ローラ」を開発しました。NSKは、2012年に本製品の売上5億円を目指します。
旋回/走行減速機向け遊星軸及びケージ&ローラは、ギヤの摩耗粉などの異物が混入する厳しい潤滑状態で用いられます。さらに建機の旋回/走行は低速回転が多いため、遊星軸及びケージ&ローラは、油膜形成が難しい過酷な潤滑環境下にて使用されます。
近年、新興国での社会インフラ整備や資源開発の需要が急増しており、多くの建機は長時間連続稼働、長距離の未舗装路走行など、より厳しい条件下で使用されています。その結果、旋回/走行減速機向け遊星軸及びケージ&ローラには、過酷環境下での長寿命化のニーズが高まっております。
本製品は、遊星軸とケージ&ローラをセットで開発することで、以下の優れた特長により、長寿命化のニーズにお応えします。
本製品は、従来の2倍以上の寿命を達成することで、建機の走行/旋回減速機の以下の高機能化に貢献します。