日本精工株式会社(取締役 代表執行役社長 大塚紀男、以下NSK)は、鉱業設備の振動機械向けに、従来品に比べて2倍以上の長寿命を実現した「振動機械用長寿命自動調心ころ軸受」を開発しました。NSKは、2011年に本製品の売上として10億円を目指します。
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プレスリリース
2010年09月01日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 軸受の長寿命化により振動機械の長時間連続稼動・高信頼性に貢献 ~
日本精工株式会社(取締役 代表執行役社長 大塚紀男、以下NSK)は、鉱業設備の振動機械向けに、従来品に比べて2倍以上の長寿命を実現した「振動機械用長寿命自動調心ころ軸受」を開発しました。NSKは、2011年に本製品の売上として10億円を目指します。
世界的な都市化や人口増に伴い、BRICs、新興国を中心に資源需要は拡大しております。このため、近年、鉱山で用いられる設備は、24時間稼動が多く、年間に6,000時間を越える過酷な状態で稼動することもあります。鉱山で用いられる設備の中でも、特に鉱物を選り分ける振動機械に使われる軸受の耐久年数は他の機械で使用されている軸受と比較して短く、振動機械の停止が生産に大きく影響を与えることがあります。そのため、振動機械用軸受には、長寿命・高信頼性が求められています。
本製品は、高度な解析技術と過酷な評価試験、最先端の生産技術を活かして、振動機械専用軸受として開発することで、以下の優れた特長により長寿命化と高信頼性という市場の要求にお応えします。
本製品は振動機械専用軸受として軸受外径90mmから400mmまでの22種類ラインナップし、鉱業設備のメンテナンス負荷低減に貢献致します。