日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、2009年10月12日、中国における新しい研究開発法人「恩斯克(中国)研究開発有限公司」(江蘇州昆山市、以下NSK中国 テクノロジーセンター)の新社屋の開所式を行いました。合わせて、中国事業の統括会社「恩斯克投資有限公司」(上海市、以下NSK中国)も同社屋に移転 し、生産、販売、IT、財務などの機能を拡充し、一貫した中国戦略を展開することで、事業の拡大を目指します。 |
Global
ASEAN and Oceania
Middle East
Africa
プレスリリース
2009年10月14日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、2009年10月12日、中国における新しい研究開発法人「恩斯克(中国)研究開発有限公司」(江蘇州昆山市、以下NSK中国 テクノロジーセンター)の新社屋の開所式を行いました。合わせて、中国事業の統括会社「恩斯克投資有限公司」(上海市、以下NSK中国)も同社屋に移転 し、生産、販売、IT、財務などの機能を拡充し、一貫した中国戦略を展開することで、事業の拡大を目指します。 |
新しいNSK中国テクノロジーセンターでは、NSKの全ての製品(産業機械軸受、自動車関連製品、精機製品)に関する技術サービスを中国国内で自己完結で きる体制にします。NSKの海外テクノロジーセンターでは最大規模となるNSK中国テクノロジーセンターでは、技術者を増員し、産業別の専任エンジニアの もと「製品の実験・評価のレベルアップ」、「設計の現地化によるスピードアップ」、「販売技術の強化」を図ります。さらに、今後は「中国の独自の市場ニー ズに応え得る製品・技術の研究・開発機能の強化」を目指します。
新テクノロジーセンターのオープンに合わせて、中国事業の統括会社、NSK中国を昆山市に移転します。NSKの中国事業を一元管理し、各機能部門間の連携を深めることで、中国において一貫した成長戦略を展開することで、さらなる成長を目指します。
「中国事業は近年、事業規模が著しく拡大し、NSKグループ全体の中でますます存在感を増している。今回、中国においてNSKの全製品を扱える技術体制を 構築したことで、中国現地で完結した技術サービスの提供を可能とした。設計の現地化によるスピードアップ、中国独特の市場ニーズに応える研究・開発機能の 強化等により、スピード感と立体感のある営業活動を支援・展開していく。また、今回の本社移転により中国でのマネジメント機能を高め、生・販・技の連携を 深め、一貫した戦略を展開し、さらなる成長を目指す」
社名 | 恩斯克(中国)研究開発有限公司 NSK (CHINA) RESEARCH AND DEVELOPMENT CO., LTD. |
---|---|
法定代表人 | NSK執行役常務、董事長 殿塚崇 |
所在地 | 江蘇省昆山市花橋経済技術開発区NSK路8号(上海市近郊) |
土地面積 | 約30,000m2 |
建物規模 | 事務棟 約10,000m2(7階建) 実験場 約6,500m2(2階建) |
資本金 | 2,000万ドル (約22億円) |
投資額 | 44億円 (2011年まで) |
従業員数 | 約300名 (2011年時点計画) |
活動内容 | 基礎研究・応用研究 / 開発・設計 / 調査分析 生産技術の研究・開発 顧客・ユーザーに対する技術サポート |
社名 | 恩斯克投資有限公司 NSK (CHINA) Investment Co., Ltd. |
---|---|
法定代表人 | NSK取締役 代表執行役専務、董事長 松田和雄 |
所在地 | 江蘇省昆山市花橋経済技術開発区NSK路8号(上海市近郊) |
従業員数 | 約300名 (2011年時点計画) |
活動内容 | 中国関係会社の統括 |
NSKは、1960年代から軸受製造に関する協力関係を中国との間に持ち、1995年には昆山NSK有限公司(上海市近郊)を設立し、電機産業向け玉軸受 の生産を開始しました。現在では、中国で9工場を展開し、家電向け玉軸受などの産業機械軸受のほか、自動車用軸受、ステアリング製品等を現地生産、供給し ています。一方、中国で需要が拡大している風力発電機向け軸受、鉄鋼設備向け軸受、鉄道車両用軸受など、インフラ関連産業向け大形・超大形軸受(日本で生 産)も提供し、高い評価をいただいています。さらに、NSKは中国全域へのサービス力を強化するため、14ヶ所の販売拠点(香港含む)と強力な代理店網を 展開しています。