Press Release

「第41回 東京モーターショー 2009」出展について

~ 未来のクルマのCO2低減と安全への貢献を紹介 ~

The 41st TOKYO MOTOR SHOW 2009

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、10月21日(水)から11月4日(水)*まで開催される「第41回 東京モーターショー」に出展いたします。

* 一般公開日は10月24日(土)から11月4日(水)

今回の東京モーターショーのNSKブースでは、「エコがかわる 安全がかわる。」をテーマに、急激に進むクルマの構造変化や市場の変化に対応し、未来のクルマのCO2低減と安全への貢献を紹介いたします。「電動化」、「低燃費」、「小型化・軽量化」、「安全」を実現する世界トップレベルの製品と技術を紹介します。

NSKは、国内最大手、世界3位のベアリング業界のリーディングカンパニーとして、環境に優しいベアリング(軸受)製品で長年培ってきた、「トライボロジー」、「材料技術」、「メカトロ技術」、「解析技術」の4つのコアテクノロジーを活かした自動車製品技術を通して、環境と安全へ貢献しています。

主な出展品

次世代ハイブリッドカー向け「モータ及び発電機構用 超高速玉軸受」
次世代のハイブリッドカーのモータ及び発電機構用に、従来比1.5倍の毎分30,000回転以上となる超高速回転を可能にしました。小型車から大型車まで、幅広い次世代ハイブリッドカーの燃費向上、出力向上、小型化に貢献します。
「ハイブリッドカー専用低トルク玉軸受」
新世代ハイブリッドカーの変速機向けの専用軸受として、摩擦損失(エネルギーロス)を従来比50~65%低くすることを可能にしました。低燃費と低CO2排出を実現しているハイブリッドカー「トヨタプリウス」の燃費向上に貢献しています。
機電一体型電動パワーステアリング (世界最短)
自動車の小型化、燃費の向上のため世界中で普及が進む電動パワーステアリング(EPS)。世界で初めて、ブラシモータとメカトロニクス部全て(ECU、トルクセンサー基板、ギヤボックス、トルクセンサコイル)を一体化し、小型車向けに軸長を世界一短くしました。自動車に関する環境意識が高まっている日本や欧州に加えてBRICsなど新興国でも普及が進むコンパクトカー。様々な車種に搭載可能な機電一体型EPSはスムーズな操作性に加えて燃費の向上、制御技術による安全性の向上にも貢献しています。
BRICs向け高信頼性ハブユニット軸受
自動車の需要が高まっているBRICs地域向けに信頼性を高めたハブユニット軸受(タイヤホイールに取り付ける部品と車体へ取り付ける部品を一体化したユニット軸受)。雪道や砂漠、泥水などの過酷な路面環境、多くの人や荷物の積載、などの条件下でもクルマの耐久性向上に貢献します。
高速仕様ミニアチュアプラネタリ用ケージ&ローラ(世界最小)
ベルトCVT、AT、ハイブリッドカー用変速機など、多様化と高速化が進むトランスミッションの変速装置向けとして、世界最小レベルのころ径(直径1.5mm)と溶接保持器による小型軽量化を実現し、最高回転数を従来比1.5倍に高めました。本製品はクルマの低燃費と小型・軽量化のニーズにお応えします。

展示会概要

開催期間 2009年10月24日(土)~11月4日(水)
平日 10:00 ~ 18:00、土日・祝日 9:30 ~ 19:00
場所 幕張メッセ(千葉市)
出展ブース 西ホール W202
主催 社団法人 日本自動車工業会
関連ページ https://www.tokyo-motorshow.com/ New Window