NSKは、トルク上昇(摩擦損失)を抑えながら密封性を飛躍的に向上させた自動車電装モータ用「高密封シール付き軸受」の開発に成功しました。
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プレスリリース
2009年12月11日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 密封性の改善により、モータ信頼性向上に貢献 ~
NSKは、トルク上昇(摩擦損失)を抑えながら密封性を飛躍的に向上させた自動車電装モータ用「高密封シール付き軸受」の開発に成功しました。
環境対策や低燃費、高効率化、高精度な制御を達成するために、クルマの電動化が進み、様々な部位で自動車電装モータの採用が拡大しています。自動車電装モータの中には、ABSモータ(アンチロックブレーキシステムにおいて油圧を発生させるポンプを回転させるモータ)のように、モータの作動時間、頻度が増加する事により、軸受がオイルに長時間さらされるものがあります。
このような環境においてはオイルなどの異物が軸受内部を貫通し、モータ内部へ浸入することによりモータ機能不良の原因となるため、軸受には高密封性への要求が厳しくなっています。
今回、NSKは、コンピューター解析とシール密封性評価データを積み重ねた結果、異物の侵入を防止する高密封シール付き軸受を開発し、モータの長寿命化と信頼性の向上を可能としました。
NSKはABS等の走行制御系、電動スロットル等の吸排気系モータの他、ハイブリッド車やEV車の走行制御系モータなど、各種自動車電装用モータ向けに拡販を図り、2014年度に「高密封シール付き軸受」の売上として7億円を目指します。